
ルイス
@lou2s
2026年3月2日
ありか
瀬尾まいこ
読み終わった
2026年本屋大賞ノミネート作品
ひかりちゃんが可愛すぎる! シングルマザーの美空と娘・あかりが紡ぐ、小さくて愛おしい日常の物語。
ルリビタキやハクセキレイのように、ささやかだけれど確かな幸せと愛情が、ひとつひとつのエピソードにそっと宿っている。読み進めるうちに、ふと自分の子ども時代の記憶が重なって、気づけば何度も微笑んでいた。
颯斗には、少しひねくれたところがあったね。そんな一面があるなんて意外だったけど、とても魅力的なキャラクターだと思う。
現実が綺麗ごとばかりじゃないことは承知の上だ。だからこそ、この物語の世界に浸る時間が優しくて、心が温まった。その温かさに触れながら、母や周りの人との関係をあらためて考えさせられ、少しずつ見直してみようと思えた。
暗くずっしりした『熟柿』の後に読んだこともあって、心のバランスが整うような、やわらかな読書時間だった。
「幸せってこういうことだよね」と、読み終えた後もしばらく余韻が続く一冊だ


