
めい
@meiji_chan
2026年3月2日
身から出た闇
原浩
読み終わった
かなり好きな「オシャレホラー」かも。
ホラーは大嫌いなのに、思い立ってホラー小説を読んでみて「怖い」と思ったことがほぼない。想像力が足りないのか、記憶力が悪いのか?
短編どれも「なるほど、怖い話だなあ」といった感じ。ホラー小説よりも人間の方が怖い。おばけが怖いのではなく、ホラー映画で使われるジャンプスケアやグロ映像が怖いのだと思う。
でもこの一冊は、「ふーん」「へえ」「こわーい」の後に、ちょっとした悪寒が走る仕掛け。わたしの大好きな「『本の中に引き込まれる』のではなく『本の中から手が伸びてくる』」タイプの構造!
それも突如として飛び出してくるのではなく、こちらの考察に合わせてジワジワとにじり寄ってくる良質な恐怖。
大ヒットした『近畿地方のある場所について』のように怖すぎる想像を掻き立てようとしていないのもいい。ずっと遠くから、得体の知れないものの視線だけを感じられる。眠れないほど怖くなくて、そこもいい。
怖い!!素敵!!かっこいい!!
