あおむぎ
@ao_mugi
2026年3月2日
青天
若林正恭
読み終わった
リトルトゥースとして絶対に外せない本作。
おもしろかった。高校時代の鬱屈とした感情や、どこにぶつけるべきかわからない煩悶は、身体を動かして発散するしかないんだよね。特に運動部は。
打倒したい目標に近づくためには地道に泥臭く努力を重ねるしかない。近道はない。そんな当たり前のことを改めて思い出させてくれた。
チームスポーツだと1人だけが努力しても勝てるようにはならない。でもその努力を見てくれる人はいて、周りにも伝播していく。どれだけ影響力があったのか、過程の細かい描写は無かったけど、それは他人の内面のことだからかな。
ラジオでたまに話す断片的なエピソードから推測するに、たぶん、この小説は若林さんが選ばなかった人生なんだと思う。選ばなかったことがずっと引っ掛かっていて、30年近く経って物語として決着させることができたんじゃないだろうか。


