しおり "母という呪縛 娘という牢獄" 2026年3月3日

しおり
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@Kaffee5888
2026年3月3日
母という呪縛 娘という牢獄
すごい勢いで読み切った。 内容は重いので気持ちが下がっている時にはおすすめしない。これがノンフィクションというのが辛い。 娘、母、二人の視点では見えているものが違うんだろうな、と。目的も、目標も。環境が違えば、きっとあかりさんも普通に就職して、生きていけたんだろうなと思うとやるせない。「期待」というのは量を間違えれば枷になる。 家の中では理解されなかった彼女が法律や社会という場でようやく理解されて、そこから罪を認められた、というのはおそらく彼女はずっと自分自身を見てもらいたかった、という点に帰着するのだろう。自分には向いてない職業、やりたいと言っても居ないこと、好きと言ってないキャラクター、全てが母親にとっての理想の娘というだけであかりさんという個人を見ていない。だからこそ、ようやく見てもらえたことによって「嘘をつかなくていい」と判断したのだろう。 また、父親が殺人犯の娘という存在になっても「家族だから」という理由を一貫して、援助をしたりしていたのが唯一の救いだ。もう少し、相談できていたら、もしかしたら父親には理解してもらえたかもしれない。 彼女が最後、社会に認められ、そして自分が殺した母親のお墓に手を合わせたい、と言ったことがなによりも彼女の性質を表していると思う。 どうか、彼女が未来を生きられますように。
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