
昼寝ねこ
@hiruneko
2026年3月1日
さがしもの
角田光代
かつて読んだ
すべて『本』がモチーフの9篇の短編集。小説ともエッセイとも自伝ともつかぬ不思議な感覚の本で最後の「あとがきエッセイ」が物語に関連した自伝的エッセイになっている。そのあとがきで本人が「ひどく偏った短編ばかり」と書いている通り、確かに登場人物にしてもシチュエーションにしても一般的とは言い難い。しかし、もしかしたら自分にもあったかもしれない人生の断片のように感じて短い話ながらグッと心に染み入った。入試や模試の問題に頻出するらしいが、こういう話は中高生よりもある程度大人になった人の方が味わえると思うんだがなあ😌
