harimax
@harimax
- 2026年2月3日
中国TikTok民俗学大谷亨読み終わったしばらく前に衝撃を受けた本に「中国の死神」というのがある。"無常"という民間信仰の神さま?についての本。その著者の大谷さんが新作を新書で出してはったので、早速読んでみた。「中国TikTok民俗学」中国におけるTikTokの中の世界のことかな、と思ってたら全然違って、中国の民間信仰についてTikTok(ドウイン)を使って調べていく、という内容。 無常の時もえらい世界の広がり、というか勝手に思ってた偏見がぼろぼろ剥がれ落ちていって面白かったのであるが、今回も期待通り、いや、期待以上。しかも。調査の道具というだけでなく、中国の人にとってもTikTokが民間信仰を広げていく道具になっている、というところも面白かった。 どことなく前野ウルド浩太郎さん(バッタ博士の方)に通じるなあと思って読んでいたのであるが、途中で、ああ、これってご本人の驚きとか感動とか興奮を、なるべくみんなに伝えようとしているがその熱量が大き過ぎて、読者はちょ待てよって言いながらついていく、みたいな体験になるところなんだな、と気がついた。 去年面白かった鈴木俊孝さんの「僕には鳥の言葉がわかる」にしても、研究者のエッセイというは、内容の紹介もありながら、その研究調査の動機・過程が、場合によっては不発だったこととかも含めて書かれているので、どこか推理小説っぽい要素にもなってるんやな。そしてそこが好きなんやろな。 - 2026年2月2日
慟哭の冠 (角川書店単行本)久保田かずのぶ気になる - 2026年1月18日
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