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日々の成果
@hibinoseika
2026年4月から始めます。
  • 2026年4月6日
    いるいないみらい(1)
    子どもって一体どういう存在で、私たちは子どもという存在に何を求めているのだろう。 子どもを欲しがるということは一体何を意味するのだろうか。考えれば考えるほどわからなくなる。 昔は結婚して、子どもを産むのが当たり前みたいな感じだったし、今は今で少子化だとか、子育てする人に優しくない社会だとか、男性の育休だとか、なんかそういう社会とか、世間の目とかの外的要因を気にすることなく、子どもが欲しい人はそうして、欲しくない人はそうするで良いのに。そうできたら何より良いのに。でも、それができないのが社会なんだろうな。夫婦間で、男女で、子どもに対して捉え方に違いがあるのも当然で、結局産むのは女性しかできないし、その後育てるにしても、やっぱりなんだかんだ言って女性の負担が大きいし、男性が子どもを欲しいって言うのと、実際に産む女性とでは見据えている未来が違うんだろうなって思わされた。まあ、“無花果のレジデンス“みたいな場合もあるんだろうけど、 まだ結婚も子育ても考えてみても、何となくでしかわかんないけど、いつかはそういうことにも直面するはず(予定ではある)。その時に私はどういう考えで、どういう行動を取るのだろう。何もかもわかんないけど、とにかくその先の未来が2人にとって幸せであることを願うばかりだ。 私って両親のどういう想いのもと生まれてきたのだろう。この本を読んでいる間ずっとそれが気になった。そんな話両親としたことなんてないし、知るのは怖い。でも、何かしらの想いはあるはず。 ずっとずっと答えなんて見つからないんだろうけど、でも、こういうことに答えなんてなくて良かったんだろうなって思うし、思いたい。 どの章の物語も小さな、いや、大きな、なにより確かな幸せがあるように、みんなが幸せになれるように。
  • 2026年4月4日
    白いしるし
    白いしるし
    恋愛の中でしか得られない感情ってやっぱりあるんだと思う。もちろん良いことも悪いことも。その感情の機微を的確に捉え、それを描くのがものすごく上手い。だから夏目と同じように読者も過去の恋愛を辿り、痛み、苦しみ、感情が揺れ動かされるのだろう。 夏目って人間として強いと思う。そして、そういう人間って中々いないと思う。 傷つくってわかっていながら、終わりがあるってわかりながら恋をすることの恐ろしさ。でも、止められない気持ち。ものすごく自分に正直に生きているから、自分にだけは嘘をつかずに生きているから、それが夏目が描いた絵に現れ、それを通じて間島にもちゃんと伝わったのだろう。 恋に抗えないのか、恋から逃げないのか、同じように見えてどこか違う気がする。 何のために絵を描くのか、私たちは芸術に何を求めているのか、何のために恋をするのか、どうして人間は恋をしてしまうのか、答えはないだろうし、わからないけど、その時々の感情や思いをそこに乗せて、価値を見出しているのだと思う。少しでも生きのびるために。好きという感情だったり、時には嫌いという感情だったり、色々、芸術にも恋愛にも、答えも正しさもないけど、その感情だけは、自分が感じた確かなその思いだけは間違いなく存在していて、本物なのだから。それはきっとすごく大事で、忘れないように、少しでも覚えているためにできるだけ目に見える形として、確かにあったしるしとして残すのだと思いたい。 “赤が嫌いなときに見る赤と、赤が大好きなときに見る赤は、全然違って見えるけど、赤そのものは、ずっと赤なんです。赤であり続けるだけ。見る人によって、それがまったく違う赤になるというだけで。“ そういう色んな思いをこの一文が背負ってくれていると思う。私はこの小説に恋愛の色んな感情を乗せて、価値を付けるのだと思う。大切な想いが詰まった小説として。 男性としてこの本を読んでみて、わかることもあったし、わからないこともあった。男性と女性で、もちろん人それぞれで、恋愛に対しての向き合い方は違うと思う。この物語の中にいる登場人物もみんなそれぞれ異なる感情を乗せて恋愛をしていた。そして苦しんでいた。でも、みんな間違いなく少しでも生きのびようとしているように私には見えた。
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