白いしるし
96件の記録
- 日々の成果@hibinoseika2026年4月4日読み終わった恋愛の中でしか得られない感情ってやっぱりあるんだと思う。もちろん良いことも悪いことも。その感情の機微を的確に捉え、それを描くのがものすごく上手い。だから夏目と同じように読者も過去の恋愛を辿り、痛み、苦しみ、感情が揺れ動かされるのだろう。 夏目って人間として強いと思う。そして、そういう人間って中々いないと思う。 傷つくってわかっていながら、終わりがあるってわかりながら恋をすることの恐ろしさ。でも、止められない気持ち。ものすごく自分に正直に生きているから、自分にだけは嘘をつかずに生きているから、それが夏目が描いた絵に現れ、それを通じて間島にもちゃんと伝わったのだろう。 恋に抗えないのか、恋から逃げないのか、同じように見えてどこか違う気がする。 何のために絵を描くのか、私たちは芸術に何を求めているのか、何のために恋をするのか、どうして人間は恋をしてしまうのか、答えはないだろうし、わからないけど、その時々の感情や思いをそこに乗せて、価値を見出しているのだと思う。少しでも生きのびるために。好きという感情だったり、時には嫌いという感情だったり、色々、芸術にも恋愛にも、答えも正しさもないけど、その感情だけは、自分が感じた確かなその思いだけは間違いなく存在していて、本物なのだから。それはきっとすごく大事で、忘れないように、少しでも覚えているためにできるだけ目に見える形として、確かにあったしるしとして残すのだと思いたい。 “赤が嫌いなときに見る赤と、赤が大好きなときに見る赤は、全然違って見えるけど、赤そのものは、ずっと赤なんです。赤であり続けるだけ。見る人によって、それがまったく違う赤になるというだけで。“ そういう色んな思いをこの一文が背負ってくれていると思う。私はこの小説に恋愛の色んな感情を乗せて、価値を付けるのだと思う。大切な想いが詰まった小説として。 男性としてこの本を読んでみて、わかることもあったし、わからないこともあった。男性と女性で、もちろん人それぞれで、恋愛に対しての向き合い方は違うと思う。この物語の中にいる登場人物もみんなそれぞれ異なる感情を乗せて恋愛をしていた。そして苦しんでいた。でも、みんな間違いなく少しでも生きのびようとしているように私には見えた。



Kitsune@kitsunetrp2026年3月11日読み終わった恋をしている時はその恋が特別なものに思えて仕方ないし、終わりを迎えても特別なものだったと思ってる。でもそうじゃなかったと受け入れられた時、その恋はちゃんと終われるんだろうな。 あとこの人は危険と分かっていても惹かれる女性の描写がわかるからめちゃ痛かった。

おこめ@omc_282026年2月2日読み終わった夏目ほどではないけど同じように熱中するくらいの恋をした あの時のことを思い出して夢中になって気づいたら読了していた またいつか夏目のように運命的な恋をしたい 自分が苦しくなるのだとしても
ほんね。@Honne_03302025年11月9日読み終わったひとつひとつの描写が、表現の仕方が丁寧。 文章が綺麗だと感じる。 「二年前、大きな恋を失ってから、恋愛をしていなかった。人に自分を委ね、また深く傷ついて、相手に自分の醜い姿を晒すこと、それが何よりの恐怖だった。」 「恋愛を繰り返すと人間は強くなる、などと言うが、そうだろうか。むしろ脆く、修復のきかないものになるのではないか。」 ⬆️ここお気に入り。本当にその通りだと思う。 解説で「男修行が終わった」とあったが、その境地にいけることが羨ましい。 気が狂いそうになるほど、他人に身も心も持っていかれるほどの恋愛ってなんだろうな。 その恋が実っても実らなくても、そんな相手ができるって実はすごいことなんだと思う。





ロッタ@rotta_yomu2025年10月7日読み終わったこの言葉に心当たりのある人にすすめたい。 「のめりこむのが悪いのだ、とか、もっと自分を持て、などと、友人は私に忠告したが、私は、やはり簡単に恋人にのめりこんだし、かといって、その世界から簡単には抜け出せなかった」 恋愛ってなんでこんなに人を愚かにするのでしょうね。









Michika@0610shun2025年9月21日読み終わった理性を失うくらい 人に影響を与える恋愛の感情ってすごい。 心にこんなに深く刻まれる出来事を 私はどれほど経験できたかなぁと振り返ってしまった。 絵を描く主人公だったから、 感情の醜い部分まで芸術として 昇華しているような感覚もあった。 冷静に自分の輪郭を保ちながらも 情熱に従っていく様子が 色で表現されている気もした。






あさだ@asadadane2025年8月25日読み終わった小説すきこんなに鮮烈に心に刻まれる絵画と人に出逢えることが羨ましい。登場人物みんなクレイジーだけど、己に素直でありのままで、体全身で恋をしていて良い。 指とか唇とか、身体描写から人物の心理を連想させるのが上手な作者だな〜と思った。
ラキ@27raki2025年8月15日読んでるP22.失恋の痛手が落ち着いてから、ひとりでいることが日常になると、生きることはこんなにたやすいものであったか、と、驚いた。。誰かに自分の澱を投げつけることも、そしてその後に後悔で身悶えすることもない、苦しさとは無縁の生活があるのかと思った。
夏しい子@natusiiko2025年4月12日かつて読んだこれは恋や恋愛の物語というより、芸術作品やその作者に魅せられ過ぎて憔悴していっている女性の物語に感じた。 恋物語にキュンキュンしたり、切なくなったりというものの類では無い。 女の立場からすると、この物語の男たちはズルイと思えてしまう。
ひとしお@hitoshio_shio2024年3月18日読み終わった「彼は、私の、自分では触れられない場所に触れてしまった。」 生きること、人を好きになること、恋の終わり、光 どこまでもまっすぐで嘘をつけない夏目の全身全霊の恋に圧倒された。













































































