日和
@hiyory0109
2025/8/14〜
- 2025年7月25日(035)灰 (百年文庫)中島敦,島尾敏雄,石川淳借りてきた読み終わった中島敦と、石川淳を少し読んだ。 かめれおん日記を読んで、自分は中島敦の、心の内側で渦巻く誰にも言い出せない息苦しさや理解されずされようともしない生きづらさ、そしてそれらの描き方に心を惹かれ好きになったのだったなと思い出した。
- 2025年6月6日
- 2025年5月9日不如帰徳冨蘆花読み終わったロマンチックで感動した。 千々石の言動は頭にきたけれど、出世するためにすることと思って見ていると不思議と納得できてしまった。 一途なお二人が離れ離れになったのは悲しかった。現代に生きる私が読んでそう思えるのだから、当時ベストセラーになったのも当然だ。無理矢理離婚させられて物理的な距離ができてしまっても心はいつも近くにあって、私もいつかそういう関係を作りたいと思えた。とても蘆花さんらしい。浪子さんが身を投げかけたシーンでは息を飲んだ。時代もあるのだろうが、理不尽は辛いものだなと改めて感じさせられた。話が通じない相手、取り戻せない過去、上手いなと思った。 感情の描き方は参考にしたい。
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