ネットで得られる情報よりも遥かに詳細に書かれていて、この事件の極悪さに震えている。睡眠を取らせない、満足な食事をさせない等々が人の判断力を奪うのだとも改めて実感した。

今読んでいるところの時点ですごく参考になっている。

楼蘭妃の謎が判明する巻。あと翠苓のバックグラウンドもわかる巻。ねこクラゲさん版のコミカライズがちょうど猫猫が温泉郷に着いた辺りまでだったので、とてもワクワクしながら読みました。怒濤の展開の数々でページをめくる手が止まりませんでした。ただ何でこのタイミングで楼蘭妃は後宮を抜け出したんだろう？せめて冬を越えてからにした方が良かったのでは？と子の一族がこのタイミングで事を起こした理由がイマイチわかりませんでした。壬氏様は明確に猫猫に好意を持っているんだなあとも感じた巻でした。

コミカライズ版の最新刊がちょうどこの巻の佳境部分で続きが気になっていたため、読むのが楽しみ。

好きな人に対して献身的に尽くしているのに、好きな人に疎まれていく石神さんが可哀想過ぎて、読んでいてしんどかった記憶がある。映画もそこがしんど過ぎて個人的に観れない。