
鰐
@reads_1004
主に民俗学の本を読みます
- 2026年6月30日
「包む」の民俗学新谷尚紀読み終わった縄文時代から現代までの各時代の「包む」について民俗学の視点から解説されている1冊。日本の歴史や多種多様な「包む」の例から日本人の精神性を見出している。また人類学の視点からも「包む」の意味が解説されており、読了後には幅広い視点を持つ事ができる内容になっている。 - 2026年6月17日
新装改訂版 トートーメーの民俗学講座波平エリ子読み終わった沖縄の位牌であるトートーメーの民俗について書かれている1冊。トートーメーの継承に関連するものとして、門中やジシなど沖縄特有の家系の民俗についても詳しく解説されている。中盤以降はずっと家系の話が続く構成になっていると感じた。そのため高頻度で家系図のイラストが出てくるのだが、 如何せん家系の話の構造が複雑で正直あまりよく分からなかった。 - 2026年6月10日
- 2026年5月28日
潜伏キリシタン 知られざる信仰世界宮崎賢太郎読み終わった潜伏キリシタンが信仰していたのはキリスト教ではなく、日本の神仏信仰の上にキリシタンの要素を付け加えた先祖伝来の『異宗』であった。そもそも海の向こうからやってきた宣教師の言葉がうまく伝わっていなかった。その証拠に祈りの言葉の意味を知らず、ただ唱えているだけであったり、"アーメン"が"あんめん"、"マリヤ"が"丸や"と言った具合に転訛していたり…。さらにこれが現世利益的な呪文という本来の意味とは全く異なるものに転用されていたりもする。それは果たしてキリスト教と言えるのであろうか?これら先祖のキリシタン風の神仏信仰の継承に加え、宣教師が居ない時代を生き抜いた潜伏キリシタン…。その信仰は時代と共に形骸化していき、よりキリシタンからは遠い存在となっていったのだ。 - 2026年5月26日
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