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朋@
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@tomo_nemui
お出かけしたり本を読んだり。 幻想文学や怪奇小説、純文系や海外作品なんかが好きです。
  • 2026年1月28日
    目を擦る女 (ハヤカワ文庫JA)
    乱歩の名言「現世は夢、夜の夢こそまこと」。けれどもしこの現世そのものが劣悪で悲惨な世界を生きる人間が見ている夢だとしたら…という面白い設定のSFホラー。 幸福の形を現実の外に求める風潮は何十年も前からあるし、あらゆる情報が拡散・共有されるこの時代の"現実"に適合できない人が増えている、というのはままありそう。 あらゆる形の"夢"が科学や化学で実現できるようになりつつある世界で、将来僕たちが手に入れる幸福は現実か夢のどちらなんだろうと思ったり。
  • 2026年1月27日
    ダリの繭
    ダリの繭
    犯人や動機は大前提として、それ以外にも何故?という謎が大小問わず多く提示され、その全てが漏れなく綺麗に回収してゆく様は大変気持ち良かったです。 ただ、殺害された兄の死体を目前に、その罪が自分に降りかかるかもしれないという動転した状況描写をしながらも的確な隠蔽工作に勤しむに様には思わず笑ってしまいました。 本筋以外の部分ではたった30数年でここまで時代の、というか男性社会の特有の価値観は変わるんだなということに改めて驚かされた作品。
  • 2026年1月17日
    奇譚蒐集録
    伝統の名の下に神の名を背負わされた兄弟と鉄輪を首につけられた少女。 何かを守るために祭り上げられ神の名を与えられることと贄になることの違いとは。 群がる人間に信仰があればまだ納得もできそうだけれど、利権や金が最優先になった時点で神なんて消え失せる。 それを薄々理解しているから、現代の日本では宗教というものに対して無感覚なのかも。 ただそれと同時に幸福を再定義してそれ以外を認めない状況に追い込むと、そりゃ簡単に安い神様も生まれるんだろうなぁ。
  • 2026年1月17日
    ヤイトスエッド
    生きれば生きるほど趣向は倒錯して先細りになるのに、性欲自体は衰えず、それに自ら振り回される人間の惨めなこと。 でも多分生きるって理性を持ってると勘違いしながら欲に振り回されること。結局自分を真ん中にして欲に流された方が楽なんだろうなぁ。 全体定的にやっぱり分からない部分の方が多いし、分かりたくもないなぁというのがシンプルな感想。 強く胸焼けする程度には清流だと気付いたので、しばらくは控えようかなと思います。
  • 2026年1月11日
    右園死児報告(1)
    右園死児を冠したあらゆるものが引き起こす怪異の報告書。 魅力を放つネーミングとグロテスクで人智を凌駕する怪異の数々に興味を掻き立てられ大変面白く読んでいたのですが 右園を取り巻く世界情勢や日本での状態が提示され、兵器として扱われ始める中盤辺りから個人的には少し「ん?」となり、その後展開されるの異能力によるバトルは前半部分が嘘のように理由も心境もチープで急激に冷めてしまいました。 前半はとても面白く読めたので、もっと別な着地があれば…と、前半と後半の落差に残念な読後感を抱いてしまった作品。
  • 2026年1月10日
    奇譚蒐集録
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