なぜテンプライソギンチャクなのか?

2件の記録
- いな@hozumiina2025年6月28日読み終わったイソギンチャクの分類を解き明かしていく研究の過程。海の生き物好き、マニアックな生き物好きには面白すぎた。読者を楽しませようという著者のユーモア溢れる文章も、ちょっとウザいけど、でもグイグイ引き込まれた。
- いんとん@Going-kyo2025年4月6日読み終わったイソギンチャクが、エビ天ぷらだ! と思えるのは、ごく限られたタイミングだけらしい。 延々、一部のイソギンチャクの分類のお話。をベースに、安定した身分の研究者になるための王道を爆進する経緯が描かれる。王道だけど、超難関の狭き門。 超絶お勉強ができて、行動力が抜群で、体力根気が頭抜けていて、人脈を豊かにできて、運を掴めて、そんな人なら王道ルートで研究者になれるみたい。こんな傑物、滅多にいないから傑物なんだよ。ポスドク難民が多量に生まれるのも道理だわい。 イソギンチャクの何たるかは、この本ではパンピー(死語)にはあんまりわかりまへんでした。分類学は自分には無理だわー、というのは分かった。 水族館には行きたくなる。深海生物とか、じっと見てこよう。