
いんとん
@Going-kyo
スマホ入力苦手 パソコンで使いたい
- 2025年7月12日ウンコノミクス山口亮子読み終わったちょっと踏み込みが浅いと感じる部分もあったが、広範囲にこの国の現状を論じていて面白かった。岸田さんも意味のある事してたんだね。 こういう話を義務教育で学ばせるべきなんだろうな。知り合いの女子高生が、ウンコで野菜作るなんて気持ち悪いと言っていた。無知は無関心と偏見のもと。
- 2025年7月3日彼女は頭が悪いから姫野カオルコ斜め読みした主題と登場人物に対する嫌悪感が強く、熟読できなんだ。 斜め読みしただけだが、筋書きはあらすじのとおり。登場人物も予想に違わぬキャラ。親ガチャとお勉強能力ガチャに当たったエリートってそういう生き物だろうなって感じだ。 これは読めない。汚いものを目にするのは現実だけで十分だ。
- 2025年7月1日アウシュヴィッツ脱出ジョナサン・フリードランド,羽田詩津子読み終わったヴァルター(ルディ) に光を当てて本書を執筆した作者に感謝したい。 アウシュヴィッツ解放から80年。知られていない立役者が沢山いたのだと思う。亡くなっているだろうことが惜しまれる。 収容所での生活から脱出までの経緯は当然興味深いが、脱出後に事実を明らかにしたにも関わらず世界の反応が歯痒いほどに鈍いことにも驚く。 ヴァルター以外の登場人物もすごく気になる。脱出指南役のヴォルコフ、数奇な脱出を果たしたジークフリート・リーデール、脱出後またアウシュヴィッツに戻されたが生還したモルドヴィチ。 ルディとヴェツラーの書いた本も読んでみたい。
- 2025年6月21日
- 2025年6月20日
- 2025年6月12日W32 日本のグルメ図鑑 47都道府県の名物料理を旅の雑学とともに解説地球の歩き方編集室読み終わった都道府県ごとに名物や伝統料理が紹介されている。 地方は独自の色があって面白い。地理的に近い地域同士似るのは当然だが、離れた場所にも類似のものがあって興味深い。 首都圏は汎化されたモノばかりでまことにツマラナイですね。
- 2025年6月5日
- 2025年5月24日二十三の戦争短編集 (文春文庫)古山高麗雄読み終わった本が厚くて見開きの真ん中が読みづらいす。という物理的不満はさておき。 銃弾の下を掻い潜って銃剣で突撃...的な戦争シーンは無いけれど、南方への派兵を含む戦争体験をもとにした私小説と随筆集。随筆は同じ話が繰り返されるのでちょっとダレる。 反射のように戦争ダメ絶対だとか、先の大戦で我が国に全然非は無いとか、そういった第三者的な単純な割り切りで片付く問題ではない。と淡々と語られている気がする。 戦地で戦争を経験した人と、そうでない人には決定的に違いが生まれるだろうなと思う。 祖父母は従軍経験者だが、こちらが話を聞きたいと思えるくらいに成熟する頃には鬼籍に入ってしまっていた。惜しいことをした。そういう意味では、こういった作品が残されているのは貴重だ。
- 2025年5月20日
- 2025年5月8日
- 2025年5月7日クマ外傷中永士師明気になる
- 2025年5月6日猫語の教科書ポール・ギャリコ,灰島かり読み終わった著者近影が秀逸 我が家のネコに読んで学習していただきたい。原題であるthe silent miaowなんてしたことない。ニャーも言わないし。 それでも我が家を乗っ取られているのは、なぜ。
- 2025年5月4日くっすん大黒町田康読み終わった大人のラノベ。剣と魔法は出ないけど、酒と退廃は出てくる。主人公は意外と真面目に考えて行動してるし、仲間と冒険の旅に出るしね。 愉快。 解説も大風呂敷。まさかこれが梶井基次郎の檸檬で、かつ現代文明に立ち向かう作品だとは。読んでいても気付かなかったよ!
- 2025年4月30日猫語のノートポール・ギャリコ,西川治読み終わった読みたかったのは、猫語の教科書の方だった。まあいっか。 猫になりきって書かれた詩がいっぱい。詩は基本的に不得手であるので、一気に読むとちと食傷気味。でも時間をかけて味わう気にもなれない。 多様な猫視点で書かれているので、面白いものもいくつかあった。詩集ってそういう感じでいいんかな。 原語で韻を理解して読めたらなあ、といつも思う。思うだけで努力しないので、あきまへんな。 写真はかわいい。それだけで十分か。
- 2025年4月30日芽むしり仔撃ち大江健三郎読み終わったネット上に溢れる消耗品的な文章に日々晒されて続けておると、たまに読む文学作品の持つ力に圧倒される。 ただ、作品名とあらすじから、どうひっくり返ってもハッピーな展開にはならんだろなぁ、と予想しながら読むことになる。だから、読み始めるのに力が要るですね。暗いの好かんの。最後に希望があると見るか絶望と見るかは読み手次第じゃなかろか。 戦時下のいわゆる非行少年の主観で書かれている割には、自分の内面をやたら正確に掘り下げて描写するし、情景を巧みに表現するし、言葉遣いは難しいし、という齟齬は無視。
- 2025年4月25日お呼びだ、ジーヴスペラム・グレンヴィル・ウッドハウス,森村たまき読み終わったシリーズ唯一の、三人称視点での文体。かつ、ジーヴスのお仕え先がバーティでない。 色々原因はあろうが、とにかく、タイトル話は微妙にジーヴスっぽくない。「私はレジナルドの双子の兄のレオナルドでございます。」とか言われても納得しそう。 やはりバーティがいないとね。バーティのいる短編でお口直しという感じでした。 相変わらずの愛憎ドタバタと大団円で、そこはシリーズを通して変わらない。クスッと笑ってスカッとする。ああ、ウッドハウスみたいな教養たっぷりユーモア抜群な文章を書けたり話せたりできたらなあ。 そんなことできてたら、サーの称号ゲットだぜ、かな。要らんけど。
- 2025年4月8日もしかして ひょっとして大崎梢読み終わったサクッと読める、おおむね日常の短編ミステリー集。読後もほんわりのどかな気分になれる。春の読書に良いですな。 「体育館フォーメーション」はちょっとアニメっぽい雰囲気で面白かった。 書き下ろしの一編だけ死人が出て、最後ももやもやが残る。すぐ答えを欲しがる現代人ですんません。でも、その後どうなるんよー。
- 2025年4月6日読み終わったイソギンチャクが、エビ天ぷらだ! と思えるのは、ごく限られたタイミングだけらしい。 延々、一部のイソギンチャクの分類のお話。をベースに、安定した身分の研究者になるための王道を爆進する経緯が描かれる。王道だけど、超難関の狭き門。 超絶お勉強ができて、行動力が抜群で、体力根気が頭抜けていて、人脈を豊かにできて、運を掴めて、そんな人なら王道ルートで研究者になれるみたい。こんな傑物、滅多にいないから傑物なんだよ。ポスドク難民が多量に生まれるのも道理だわい。 イソギンチャクの何たるかは、この本ではパンピー(死語)にはあんまりわかりまへんでした。分類学は自分には無理だわー、というのは分かった。 水族館には行きたくなる。深海生物とか、じっと見てこよう。
- 2025年4月3日うそコンシェルジュ津村記久子読み終わったのっけからkakiage-sobaにやられた。このアプリ欲しい。我がアバターは、すぐ死んじゃいそうだが。 長短色々短編集で、どれも良いけれど、私のお気に入りは「食事の文脈」かな。マジメに一生懸命お間抜けなことをしているのが、むふふと思わせてくれる。私も主人公の真似してみようかしらん。 津村記久子さんの書く、無さそうで有りそうなそこはかとない妄想混じりの日常って、好きだなあ。
- 2025年4月1日ニート絲山秋子読み終わった前に読んだ気がする...のだが忘れておる。最後の短編だけは覚えていた。うんちまみれ。ばっちくてクッサくて印象には強く残る。解説も読んだ記憶があるから、前は文庫版で読んだのかな。 文学としての価値や表現とか高尚なことは分からんので横に置いて。 表題作含め、共感のしどころは無い。ダメ男性にはイラっとするし、付き合う女性には呆れる。ただ、人間ってこういう欲得ずくで割り切れない部分があるよねー、というのは分からんでもない。いや、さっぱり分からん登場人物もいるけど。 面白くても、こういうのばかり読み続けてると、何だか自分の心も饐えてくる。 次に読むのはカラッとしたのにしよう〜
読み込み中...