乱世を生きる ―市場原理は嘘かもしれない (集英社新書)

3件の記録
阿部義彦@xtc1961ymo2025年12月6日読み終わった橋本治さんの欲望による一種の経済理論。昭和の子供らは、我慢する事を当たり前のように知っていた。それが今では無くなり、欲望に歯止めがかからなくなり、世襲制度も無くなり、好きな職業(=サラリーマン)を選べる自由が出来た。何事も元の状態には戻れない。その上で何をすべきか。治ちゃんは最後にこう言い残す。『後はよろしくー。』決して群れなかった鵺のような作家の置き土産。


