あの日、ともに見上げた空

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気の向くままに@n_1-1002026年1月2日読み終わった今年初めて買った本。 児童文学、キラキラと眩しかった。 参考文献のラインナップを見て、黒田さんらしさを感じた。登場人物たちが社会を映し出している。 小川未明と小泉八雲のつながりを知る。- 1140k@FELTz752025年12月7日買った読み終わった児童文学だからといって侮れないというか、児童文学だからこそ難しいアプローチが必要で、それが大成功している作品だと思う。 私、大人だけど4回泣いたよ。 「多様性」がメインテーマの一つとされていて確かにその通りだと思うけれど、自分は「きょうだい児の話」として読んだ。 障害のある子のきょうだいは、注目されづらいがいろいろな葛藤にぶつかる。ともすれば、ヤングケアラーにもなってしまうし、この主人公にもそうなっている側面があった。 どちらかに過度な負担がかかる関係は無理があるし、本人にとってもそれが望ましいこと、必要なことではない空まわりであることもある。 必要なのは、お互いが心地よい距離感を見つけること。そして、お互いがやりたいことを我慢せずに済むこと。そのための工夫を考えて試してあきらめないこと。 それが形になっていくきっかけとなる出来事が描かれたところが、とても美しい作品だと思う。 当事者の視点から人権感覚をつかみ、想像し、考えるきっかけとなるエピソードもあった。このことは、勉強して学ぶよりも、経験から考えてほしいことである。文学できっかけを提供するのはとてもいいことだし、それがちゃんと子ども向けなのはとても価値のあることだと思う。 児童文学にしては難しい言葉をつかっているところもあるなとは思ったけれど、それはそれで必要なことなのかなと。 読者を子ども扱いしすぎずに、信頼して言葉と向き合ってほしいということなのかなと思えた。




