くびすじの欠片

7件の記録
山口慎太朗@shintaro_yamaguchi2026年7月30日まだ読んでるわたしたち戦う意味は知らないし花火を綺麗と思ってしまう 振り回すコーラ缶から向日葵が咲いて溢れてとまらない夏 わがままを試されている 角砂糖が炭酸水に溶けていくまで くびすじをすきといわれたその日からくびすじはそらしかたをおぼえる ゆるすことゆるされることそのどちらも砂糖まみれのさみしい薬 私の師匠野口あや子さんの第一歌集。本当に勇気が欲しいときだけ開いて、ひっそりとその煌びやかを分けてもらい、少し、大丈夫かもと思う
鷹緒@takao_tanka2026年1月11日買った読み終わった・身のうちに猫を棲まわす女子生徒ばかりが集う午後の保健室 ・定型の檻 いつまでもいつまでもアラベスク産むだるい夢みる ・妹の頬をデッサンしたようなポテトチップに影が転がる ・くびすじをすきといわれたその日からくびすじはそらしかたをおぼえる ・かかげればもしくは人を傷つけるかもしれぬ花束を抱いて 自分と同い年の女流歌人ということを差し引いても、「ああ知ってる」という懐かしさに似た苦しさを感じる歌集だった。 松村栄子『僕はかぐや姫』をセンター試験で読んだときの衝撃と動揺を思い出させるような。








