向田理髪店

向田理髪店
向田理髪店
奥田英朗
光文社
2018年12月7日
3件の記録
  • イチ
    イチ
    @goemono_reads
    2026年4月11日
    財政破綻して高齢化の進む元炭鉱町・北海道苫沢町。そんな田舎の日常イベントを描いた連作集。 田舎の良さが詰め込まれた一冊。起こる事件も跡取り問題やスナックの新装開店、映画の撮影、ご近所の危篤など… 当人たちには大事で、読者としてはほっこり読める、いい連作集でした。
  • 風邪ひき
    風邪ひき
    @damdamdan
    2024年12月1日
  • 橘海月
    橘海月
    @amaretto319
    2024年12月1日
    北海道の、かつて炭鉱で栄えたものの今は過疎の苫沢町。そこで理髪店を営む康彦の胸中は複雑だ。札幌で就職した息子の和昌が、苫沢に戻って理髪店を継ぐと言い出したのだ…。表題作を含めた六つの話を読むごとに、ただの田舎の町だった苫沢町に不思議と愛着を覚えてくる。 中国人の嫁がくるとソワソワする「中国からの花嫁」小さな町が映画のロケとなり皆が一喜一憂する「赤い雪」知人の息子が指名手配犯となる「逃亡者」が特に印象的だった。康彦始めお馴染みの面々が好き勝手な噂に振り回されるのや、息子の和昌の成長が著しい。田舎特有の窮屈さと暖かさ。いいとこ取りはできず両方を併せ持つ、そこで生きるしかない彼らを応援したくなる。
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