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イチ
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@goemono_reads
小説を読みます。
  • 2026年6月13日
    白い闇の獣
    少年に小学生の娘が殺された。少年法に守られ社会に復帰した少年の1人は、4年後謎の転落死を遂げる。 各々の思いと復讐と理不尽な社会の仕組み。人間の醜悪な姿とそれを絡めた怒涛の展開を描くことに関して、この作者の右に出る者はいないんじゃないかしら。
  • 2026年6月6日
    告白
    告白
    教え子に娘を殺された教師の復讐劇…言わずもがなの有名作でしょうか。 各章、終始誰かの告白で綴られる憎しみ、自分語り、自己陶酔。冷静な語り口の裏に潜む感情の激。この形態で一本の上質なエンターテインメントが完成している圧巻の小説。 これデビュー作かよ…湊かなえ、すげえ。
  • 2026年6月4日
    忌談
    忌談
    心霊だけでなく、暴力や殺人、病気等人間の嫌な話を集めた短編集。 嫌な話がてんこ盛りでとても良い。短いものは2頁と、かなりの短編で読みやすい。 これ続巻も出てたよな…集めて読みます。 個人的に『痛いひと』が非常〜〜に嫌でした(褒め言葉)。
  • 2026年6月2日
    七十歳死亡法案、可決
    国の強行採決で、2年後の施行が控える日本。若者、老人、介護者等、それぞれの立場の人間は何を思うのか。 荒療治って必要だよね。という感想。意味は読めばわかるはず。 バカをバカに描きすぎててすこし露骨だが、それくらいの方が刺激のある社会を描けていてとても良い。
  • 2026年5月30日
    エゴサ厳禁
    エゴサ厳禁
    知念実希人の厳禁シリーズ3作目。頁少ないのであらすじは省略。 これも『スワイプ厳禁』→『閲覧厳禁』と同じように本編的な部分が出るのかな? 情報量に制限がある形式の中、ちょうど良い展開と伏線回収が楽しい。続編にかなり期待。
  • 2026年5月29日
    河童が覗いたトイレまんだら (文春文庫 せ 4-3)
    妹尾河童が、様々な著名人宅のトイレを取材。 どこかの施設のトイレを周っているのかな。と思ったら、個人宅のトイレで驚いた。 しかも誰もが知るタモさんやアッコさん宅まで。こういう視点で著名人を見たことなかったので、とても面白い一冊。見取り図が凄い。
  • 2026年5月25日
    三匹のおっさん
    自警団を結成した還暦のおっさん三人組が、街に潜む悪を成敗していく6話仕立て。 還暦のおっさんは石頭の頑固で扱いに困る描写をされがちだけど、ここでは柔軟でカッコいいおっさんたちが描かれいる。 いい話もユーモアもある、読んでいて気分の良い勧善懲悪小説です。
  • 2026年5月22日
    死に髪の棲む家
    髪にまつわる因習の残る屋敷。屋敷を訪ねた作家は、老人が髪で首を吊る事件に鉢合わせる。 因習系ホラーの皮を被った重厚な推理小説だった。 展開や登場人物、真相がかなり複雑。加えて古典推理小説のような読み味で自体の把握が難解ながらも、次を期待できる結末。
  • 2026年5月19日
    田宮模型の仕事
    リンゴ箱を椅子にして図面を引いていた頃からミニ四駆まで、田宮俊作が綴る株式会社タミヤの奮闘記。 「好き」を突き詰め、極めた人間というのはどの分野においてもカッコいいものです。 良書。模型やプラモに興味のない人も、一度読んでほしい。何かへの「熱源」を貰えるはず。
  • 2026年5月10日
    黒豚姫の神隠し
    黒豚姫の神隠し
    沖縄の離島で語られる、人を拐う悪神に呪われている転校生と主人公のひと夏の異界譚。 これは素晴らしいウチナーファンタジー…! 主人公の男気も好き。明かされる転校生・波多野の秘密も最高に旨いスパイス。 これ普通にアニメ映画化したらいいのにと思った。待ってます。
  • 2026年5月1日
    九龍城の殺人
    母の遺骨を祖母に渡すため香港に向かった主人公は、九龍城の奥底で殺人に巻き込まれる。 かなりの裏社会を舞台にした小説ながら、事件パートは裏社会感が少し薄く感じたが…。 友情を深めるパートは今後の不穏を匂わせつつも楽しく、この友情が続けばいいのになと思ってしまった。
  • 2026年4月29日
    鎌倉駅徒歩8分、空室あり
    居候の親友に半ば強引に始めさせられた、経営するカフェでのシェアハウス。 クセある中年女性たちの出会いと共同生活は、最初のうちは上手く行く気がしない印象。だんだん悩みと一緒に打ち解けて行くのが心地良い。 最後に作中のカレーのレシピ付き。嬉しい。
  • 2026年4月24日
    万事快調〈オール・グリーンズ〉
    何もないクソ田舎で鬱屈とした毎日を送る女子高生たちは、現状からおさらばするためある一攫千金を目指す。 クールで炭酸のような刺激のある小説でした。 洋画や洋楽の造形の深さが感じられて楽しい。 本題に入るのはやや遅いのだけど、いつの間にか主人公たちが好きになってる。
  • 2026年4月21日
    イン・ザ・メガチャーチ
    Audible。とてつもない観察眼と言語化能力を持って行われる現代社会。音で聴くと没入感の高さに溺れそうになった。 現代の歪さ、視野の広狭、薄く広い人間の繋がりが一冊に詰め込まれている。 個人的に小説に求めている面白さではなかったが、『今』読むべき小説です。
  • 2026年4月20日
    夜廻
    夜廻
    愛犬を探しに夜の町へ向かった姉を探して、少女も夜の町へ飛び出す。夜の怖さを覚えていますか? 可愛いビジュアルに容赦ない描写のホラーゲームの小説版。 本編は主人公である妹をずっと操作するが、小説版では姉の視点も描かれ、二人の心理描写も相まって物語を補完していてとても満足。
  • 2026年4月17日
    猫を処方いたします。
    訪れた患者に本物の猫を処方する、京都の裏路地にある病院の5本立て。 作者の猫好きが伝わってくる。病院の受付と先生の感じが謎だったが、そういうことね…不思議な展開でした。 千歳の話がもっと読みたくなった。続巻もあるのでそちらも買ってみよう。
  • 2026年4月12日
    閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書
    Audible。 大量殺人犯の精神鑑定を行った精神科医の記録。 精神科医へのインタビュー形式で進むため、ほぼすべてが台詞。 明かされる真相とシチュエーション、Audibleにハマったオチのまとまりは圧巻。これが知念実希人のホラーか、素晴らしい。
  • 2026年4月12日
    スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ
    オカルトサークルのOBに頼まれた調べものをするうち、何かに首を突っ込んでいく大学生。 左に本文、右にスマホ画面という特殊なギミックの本で面白い。 大学生が変死を遂げる経緯が描かれるが、最後にはある真実が明かされ『閲覧厳禁』へ繋がっていく。
  • 2026年4月12日
    常設展示室
    常設展示室
    〈盲人の食事〉〈デルフトの眺望〉等世界的な絵画からインスピレーションを受けた6本の短編集。 家族、恋、病気、仕事…と「人間の営み」を描いた、厳しさと温かさが内包された6本だった。両親に連絡したくなるし、美術館で芸術に触れたくなる。そんな心を動かす良短編集。
  • 2026年4月11日
    向田理髪店
    向田理髪店
    財政破綻して高齢化の進む元炭鉱町・北海道苫沢町。そんな田舎の日常イベントを描いた連作集。 田舎の良さが詰め込まれた一冊。起こる事件も跡取り問題やスナックの新装開店、映画の撮影、ご近所の危篤など… 当人たちには大事で、読者としてはほっこり読める、いい連作集でした。
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