恩讐の鎮魂曲
25件の記録
- ことね@reads6662026年8月29日読み終わった借りてきた勝つためには手段を選ばない凄腕弁護士・御子柴が主人公のシリーズ第三弾。 今回は、御子柴の恩師が老人ホームで介護士を殺害したという話を聞きつけ、自ら裁判に関わっていくという、これまでとは少し違った展開が新鮮でした。 いつもは冷静な御子柴が、恩師を助けたいという一心で感情的に行動する姿にはグッとくるものがありました。 一方で、恩師は自らの罪を認め、裁かれたいと思っており、二人の気持ちがすれ違う様子がなんともやるせなかったです。 御子柴の過去や人間性がより深く感じられる一冊でした。シリーズを追ってきたからこそ、今回の御子柴の姿には胸を打たれました。







キササゲ@catalpa19342026年7月10日読み終わったシリーズ内で一番といっていいほどに御子柴が感情的になるシーンが多いと思う。 無茶だよ御子柴先生ッと思いつつ、それほど守りたい人なんだと熱量を感じた。
傘野@amemoyou08312026年6月11日読み終わったネタバレあり御子柴礼司シリーズの3作目。今回も面白くて1日で読んでしまった。 2作目でこのエピソード…!からの3作目でこの展開か、と驚いた。御子柴弁護士の運命を変えた稲見教官の再登場。 こんな介護福祉施設は嫌だ、という感じで話の展開上仕方ないとはいえなかなかひどい描かれ方だった…自分の祖母がさいごに入っていた施設の職員さんたちは祖母の葬儀にも参列してくれて、何人かは涙を流してもくれたので、激しいギャップを感じ得なかった。映画『月』などにも感じたことだが、あくまでもフィクションの設定と決め込みたいところだった。 今回はバッドエンドではないものの、なかなか苦い終わり方だった…というか、このシリーズ、今のところ爽やかなラストが1回もないな(だがそれがいい)。 あと、2作目の事件はさすがに受けるのやばかったやろ、と思っていたので今回の谷崎弁護士の指摘はナイスと思った。御子柴弁護士はおそらく誰かを救っていない時間の自分に価値を見出せなくなっている。けれど依頼人を見下していたりもするので、なかなか屈折しているのだけれど… それでも前作の倫子の手紙で、少し違う味わいになったような気がする。これは御子柴礼司が少しずつ、人間になってゆく過程でもあるように思った。











