好きな人から告白される、美少女が突然現れる…設定した人を主人公とするご都合主義の展開が現実に起きるシステムのデバッガーに選ばれた男子高校生の話 ギャグアニメみたいなテンポの良さで面白かった！終盤の怒涛のフラグ回収が凄すぎる！

前半パートはドタバタコメディなので、少しずつ読むようにし、後半は怒涛の展開なので、止めるタイミングが無く一気読みでした。少々分厚めな本なので、時間がある時に読んでもらいたいです。 この作品は浅倉先生の第２作目ですが、笑いを交えつつも緻密に練られていると、後の作品のクオリティが高いことにも繋がっていると感じました。 本編中にも『フラッガーの方程式』という本が出てきて、主人公の感情の追体験にも繋がるので楽しい感覚でした！ 伏線、という単語好きには是非ともオススメの一冊です。