家出のすすめ

7件の記録
- ハム@unia2025年7月6日読み終わった「禁じられた恋」のくだりで、語り継がれる「ロミオとジュリエット」から「君の名は」までというのが出てきて、寺山修司って昭和に亡くなってるよね、なんで「君の名は」??脳がバグる事態に。 調べてみると新海誠ではない「君の名は」があるという。知らなかったからすごい違和感で混乱した(笑) 〈私は、こうしたサザエさんのエロチシズムへの無関心と「家」への忠誠が、一夫一妻の死ぬまでのものだとするあきらめから出発していることが、この漫画の最大の特色であると考えます。〉 そんなふうにサザエさんを見たことないな。 〈一年のうちの一日だけを「犯罪の日」として、あらゆる犯罪を公認にする……というものです。この日は不義、不貞、殺人、放火、強盗、スリ、万引、何をしてもよろしい。〉 役所に届けて許可証をもらって、被害に遭いそうな人は事前に逃げろと。 これで普段の溜め込んだ欲の捌け口となり総じて犯罪は減るってホントか? すごく真面目にふざけて評論してて、今の時代にそぐわないものも多いんだけど論じること自体は自由よね。 寛容という意味を履き違えた現代が息苦しいのはこういうところをなんでもすぐアウトにすることだなと感じた。
- むすび田@musubi_niginigi2025年3月5日読み終わった各章のタイトルのインパクトと、それらに見劣りしない内容で、元祖マルチタレントと呼ばれた寺山修司の思考を垣間見ることができたような気がした。一見するとめちゃくちゃなことを言っているようで実は筋が通っている(ように見えるだけかも?)理論が次々に展開されていくのがとても面白かった。これからも時々読み返したい!