ツァラトゥストラ(下)

ツァラトゥストラ(下)
ツァラトゥストラ(下)
フリードリヒ・ニーチェ
Friedrich Nietzsche
丘沢静也
光文社
2011年1月1日
3件の記録
  • 今回の目標は「カジュアルに、軽い気持ちで読むこと」。 よく分からないところでもとにかく先へ。 たまに「おっ?」と思うフレーズがあれば目を留める、くらいの調子で読んでみた。 解説や訳者あとがきにもあったように、聖書のパロディ・アフォリズム的な感じで書かれている本なら、そんな読み方も結果的に正解だったのかも。 「ニーチェのすごい有名な哲学書を頑張って読むぞ!」という気合いは、この本を読むのに最も邪魔なものだと思う。(これも一種の『重さの霊』?ツァラトゥストラが鼻で笑い飛ばしそう) 軽い気持ちで(ダンスをするように)読み通してみたら、ツァラトゥストラの言動が心なしか生き生きと感じられた気がする。 もし今後、人生を深刻に考えすぎてしまうような時があっても、ツァラトゥストラが私の肩をポンと叩いて「君、何をそんな深刻な顔をしているんだ?」と、問いかけてくれそうな気さえした。 ニーチェの他の著作も読んでみたくなった。
  • natsumi
    natsumi
    @soram_n
    2025年5月27日
  • よくわかんないと言えばわかんないかも。でもなんだか最後まで読んでしまった。有名な「神は死んだ」「永遠回帰」の言葉が出てきた時は、おおこれかとハッとしました。 読みやすい訳で良かった。
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