ブレイブ・ストーリー 中

2件の記録
よいずみ@reads_12042026年4月14日読み終わった本格的に異世界〈幻界〉での冒険が幕を開ける中巻。 引き続き山下大輝さんの朗読がマジで良すぎる。 種族、宗教、地理、社会、歴史が緻密に練られた世界観は本当に魅力的で、それらを舞台に超超超王道RPGみたいな旅が繰り広げられるのがワクワクすぎで……。 たくさんの人物との出会いや縁を築いて成長する主人公ワタルの旅路は見ていて楽しく、それでいて幻界ならではの差別や犯罪のような生々しい部分に触れ大人びていく様子もまた良くて、生き生きと世界が描かれる。 特に2つ目の宝玉を手に入れた後に母親と話すシーンと、装飾品職人との縁がドラゴンの鱗の笛を作らなければいけない時に活きるシーンが好き。 運命の塔に辿り着き己の運命を変える願いを叶えることは人生にとって正しい選択なのか、偶然タイミングが重なった幻界全体の危機を巡る動乱がワタルの旅路に及ぼす影響とは……。 剣や魔法も本格的に登場してアクセル踏みっぱなしで加速し続ける冒険譚!最高〜〜!!


タナカ@tnk2026年1月17日読み終わったAudibleまだワタル、小学生だよ…… 勘弁してあげてよ宮部先生……という気持ちになるくらいワタルが厳しい目にあったり、差別感情に向き合わされて正義とは何なのかを考えさせられたり、子供相手だからって甘いところが無くて、やっぱり宮部先生の作品なんだなあとしみじみ。 でもファンタジー冒険譚としてのワクワクな脚色もあるので、その塩梅がすごすぎ! 2個目の宝玉を手に入れてお母さんとやっと言葉を交わすところ、母の心もわかるなと涙ぐみ、曲がりなりにも自分が歳を重ねた実感があった。あのお母様がワタルが語る荒唐無稽な話を一度飲み込もうと思えるほどに、ワタルが見違えて見えたんだなって思ったら、そりゃあんな大変な目に遭ってんだもん成長するよ偉いよワタルは……ってよくわからない立場でべしょべしょになった。ワタルは不器用で自分に甘くなることも時たまあるけど、根がまっすぐで健気だからさ……20年近く経って触れる今でさえ変わらず大好きだ……。 ミツルの迎える結末をぼんやり覚えている以外はかなり展開を忘れてしまったのだけど、現世から差し出す人柱はミツルかワタルかの2択ということを前に心をかき乱すワタルがあまりにも可哀想で。大人になった自分でもそんな事実目の前にしたら、その後持ち直して旅を続けるなんてきっと無理だよ〜〜😭 平凡な毎日で怠惰に生きている自分を省みさせられて、ちょっと気を引き締めようと思うなど。 勇気って持ち続けることが難しいんだって話にも、そうだよね……と思ったし、今だからこそ響く言葉が散りばめられててマーカー引きながら文字でも再読したいな。合本版の電書も買ってあるのでいつでも読めるぜ。 下巻もたいへん楽しみ〜〜!!!