ラブレス

7件の記録
人工芝@_k55y2026年6月27日読み終わった誰かを責めれば楽になれる物語ではなく、それぞれが自分なりに懸命に生きた先で、少しずつ重なり合い少しずつ離れていく。 人生は、選ばなかった道よりも、選ぶしかなかった道のほうがずっと心に残るのかもしれない。 この作品には、大きな言葉で語られる「愛」はあまりない。 けれど、言えなかった一言や飲み込んだ想いのほうが ずっと雄弁だった。 人は、愛があるから傷つくのではなく、愛し方を知らないまま誰かを想ってしまうから傷つくのかもしれない。 そして、誰かの沈黙には理由があって、優しさはいつも正しい形で届くとは限らない。 きっと、この物語は読む人によって残る景色が違う そんな作品と感じた。
shiori@shiori_4172026年2月7日読み終わった久しぶりに本を読みながら泣いてしまった。 北海道開拓時代に生まれた姉妹と、その娘たちの物語。 人生の浮き沈み、ままならなさ、それでも生きていくこと… これまでいくつか桜木さんの作品を読んで、 いずれも北海道を舞台または起点に、清濁併せ呑み逞しく人生を生き抜く女性たちの物語だったのだけど、 それでもワンパターンにならずに毎回濃密な作品になっているのはすごい。 他の作品も読みたい。



