お金のむこうに人がいる

9件の記録
- ひさ@hsysy2025年7月6日読み終わった@ 図書館何を作って誰をどのように幸せにするかは、僕たちのお金の流し方次第だ。p129 大事なのは、どれだけの労働が、どれだけの幸せをもたらすかを考えることだ。...経済効果は、お金の移動量を表す数字でしかない。p163 GDPが減少していること自体が、すでに僕たちが満たされていることを表しているのだ。僕たちの暮らしは過去の労働の上に成り立っている。1年間のGDPが表す生活の豊かさは、ごく一部でしかない。p169 社会全体の問題は、お金では解決できない。...これらを難しくする一番の原因は、お金を中心に経済を考えていることだ。人を中心に考えると、ずっとシンプルに、直感的になる。「誰が働いて、誰が幸せになるのか」に注目するだけだからだ。p176 お金を払うだけで解決する問題は一つもない。お金を払うことは、輪の外側の人に問題解決を押し付けているに過ぎない。必ず「誰か」が解決してくれているp262 お金を中心に経済を考えていると、手段と目的が逆転してしまう。...専門家の語る「経済」を難解だと感じたら、もうこれからは「自分の知識が足りないからだ」と思わないでほしい。その人の「経済」の目的が、人々の幸せを増やすことではなく、お金や仕事を増やすことたからだp265
- ひさ@hsysy2025年6月30日読んでる@ 電車自分がタダの労働を提供する時代なら、その目的はお金ではなく相手の幸せだった。しかし、ほとんどの労働に価格がつくようになると、労働の目的は、お金と切り離せなくなる。相手の幸せを考えるよりも、相手に多くお金を払わせることが目的となっている人たちもいる。p100
- ひさ@hsysy2025年6月28日読んでる@ 電車僕たちはつい、お金を使ってモノが手に入ると感じてしまう。...あなたが消費しているのは、お金ではなく、誰かの労働だ。お金の向こうには必ず「人」がいる。個人にとってのお金の価値とは、将来お金を使ったときに、誰かに働いてもらえることなのだ。そして、その反対側には働かされる人が必ず存在する。p63
- oyui@ii33_2025年3月5日かつて読んだお金に対する考え方がちょっと変わった ・誰かに何かをお願いしたり、されたりするためのもの ・税金はお金の再分配でぐるぐる社会の中をめぐっている ・誰かが働いた結果、誰かが幸せになっていることが物の価値であって、値段=価値ではない