美の哲学論考
3件の記録
Eukalyptus@euka_inrevarld2026年8月8日読み終わった2回目の通読終了。 本書は通読を終えると自然とまた初めから戻り読み始めるような、終わらなさがある。 真の美に対する追求と探究において本書を超える本などあるのだろうかとさえ思う。 読む人を選ぶのではなく、著者が読む人を選ばれる本であるため、これは真の探究者にのみ理解の可能な本なのだろう。 一度読み終えるとなかなか二度目の通読はペースが落ちるものだが、本書はややスピーディー。それでいて理解度は深まり、非常に面白さだけが増していく。 美における真理であり、世界の構造についての真理の一端を掴めそうな書籍だ。 恐らく三度目の通読を始めるだろう。いよいよノートが必要だ。
Eukalyptus@euka_inrevarld2026年7月30日読み終わった本書は著者が、学術ではなく真の美の希求者にしか読まれたくはないと前書きで断言するほどに読む人を選ぶ。要は美に対する「変態」しか読んでくれるなという本だ。 学術的な美学よりも、より純粋美の追求にシフトしている私には相当馬の合う本であった。著者独特の用語を敢えて作成、用いることで更に本書は読解しづらくなっているが、ビジュアル・シンカーとして、その言葉の表す「ビジョン」に関しては読み進めていくうちに拓かれていく感覚があり、二週目以降の通読て何かを掴めそうなところまではきた。 生命による美しさについて、抽象画を通して希求する身として、そして生死の振り子に揺られながら日々生き延びている身としてはその点についての真理に触れた箇所もあり、私は書籍を通しても生きることを鼓舞されたように感じた。 但し本書は真の美の希求者であり、120P程度のハードカバーに¥3630を払える変態しか読めないだろう。引用して学びを深めたい箇所は多々あった。とても崇高な書籍であった。
