詞華断章 (岩波現代文庫)

詞華断章 (岩波現代文庫)
詞華断章 (岩波現代文庫)
竹西寛子
岩波書店
2010年8月20日
3件の記録
  • kiyu
    kiyu
    @soudensen
    2026年4月25日
  • 読書好きSE
    読書好きSE
    @history12
    2026年2月14日
    忙しい毎日に追われると、この本のような静かにゆっくり流れるような感覚が欲しくなる。 【印象に残った文章】 詩歌を読むとは、自分の今日までの人生を賭けて、詩人の生に逢うことなのであろう。 文学の歴史は、人が言葉で自他を探る歴史。 叡智の質は文化の質と言い換えられるかもしれない。 【好きになった詩歌】 ・加舎白雄 虫の音や月ははつかに書の小口 吹き尽しのちは草根に秋の風 →静寂の層の厚さを評価している。 ・俊成卿女 吹きまよふ雲居をわたる初雁の つばさにならす四方の秋風 逢ふとみて覚めにしよりもはかなきは うつつの夢の名残なりけり →政党の学びを重ねた詠みかた、夢と香りの融合にすぐれる、余韻に気品を曳く、と評価している 【他の本との比較】 ・白洲正子『古典の細道』 在原業平を日本の美の創始者と評し、竹西寛子は歌の大業師と評している。 ・俊成卿女、式子内親王、小野小町、和泉式部、永福門院が大体影響しあってそう。 よく歌がセットで出てくる。
  • 古本屋で購入。 文庫版ではなくて単行本で置いてあって、装丁も鮮やかだった。 昭和時代に発刊された本の単行本があると歴史を感じる。
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