ここは退屈迎えに来て

ここは退屈迎えに来て
ここは退屈迎えに来て
山内マリコ
幻冬舎
2014年4月25日
6件の記録
  • haku
    haku
    @itllme
    2025年6月12日
    タイトルに惹かれた。 これが私のこの本への感想を語るのに十分な言葉だと思う。 都会と地方 年齢、恋愛、友人 色んなものが色んな年代の女性たちから 広がっていた。 1番印象に残ってるのは 「やがて哀しき女の子」かな。 夢に敗れて地元に帰り、自分の人生に疑問を持つことをやめて、いや、その疑問自体が消えていく様子がリアルだった。 南とあかねの2人の奮闘と結婚というものが達成されて瞬間の変化。 「そしてもう、気ままで向こう見ずで生意気だったころの自分を思い出すことはなかったし、まだ見ぬ恋人を求めていた心許ないおぼつかない日々のように、立ち止まって思索的なことに思いを巡らせることもなかった」 こう最後に書かれていたけれど わたしはこの終わり方がどうしてか少し寂しくも感じた。 あとがきに返答するなら わたしはこの本が刺さる方の人間であると思う。
  • まさかこの人が……って人が連作短編の軸になっていておもしろい。映画の内容すっかり忘れてるようだからもう一回観ようかな
  • 私が東京に来たのは30歳手前だったから、この連作短編に出てきた数々の少女たちのように「東京に対する恋焦がれ」みたいな気持ちはなかったのかもしれないけど、振り返れば函館の田舎から札幌に出てきた大学入学時にその憂さは晴らされていたのかもしれないな〜
  • tomika
    @to_mi_ka
    2025年3月15日
  • 文鳥
    文鳥
    @buncho
    2025年3月14日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved