英国貴族、領地を野生に戻す

英国貴族、領地を野生に戻す
英国貴族、領地を野生に戻す
イザベラ・トゥリー
三木直子
築地書館
2019年12月27日
6件の記録
  • 読了。 悲しいかな。「尊いものである自然は人間により破壊され、いきものたちも、本来のものではない生き方を強いられている(人間が観察し得る外にある)」と認識できており、「閉鎖された森」だけが本来の「自然」の環境ではないと考えられている著者が、 ことに終章において、「自然は人間のために存在するわけでは【ない】」という観点を見落としていることだ。人間は自然に「一緒にいること(在ること)「も」できる」存在にすぎないのに。 あとは、野生化にあたり、植物たちと相関しあって環境を整えていく動物たちが「限られている」のが(おそらく「いまは」そうなのだろうが)非常に腹立たしかった。自分たちがいじくりまわし、ケージに閉じ込め、【本能が求める行動ができず】イライラしているのを屠殺場送りにする、鶏や豚や牛は、早々にメンバーから外されていた。 もう少し考えたい。
  • クネップの可能性(著者たちがやりたいと思うことがまだある)ににこにこしていたら、自然を感じてもらうために増設した遊歩道にて、犬を無断で放して駆け回らせる輩があらわれてしまったり、子豚をからかいまくって母豚に怒られたら被害者ヅラをするやつが登場したりで「あ゛?💢」ってなっている
  • つたゐ
    つたゐ
    @tutai_k
    2025年5月8日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年3月14日
  • 「いま」のわたしたちがイメージする「自然」が、どのようなものか教えてくれています、なう。これからコキジバトの章にチャレンジするところですー
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