頭のうちどころが悪かった熊の話
4件の記録
プリン@yuki08172025年10月3日読み終わった「ねえ、どうせまた寝ることになるっていうのに、なぜ起きなくちゃいけないんだろう」 「世の中の決まりごとをつくるとき、ぼくは生まれていなかったんだ。だから知らないよ」 「自分の目でしか見えないんだよ。なにがホントかなんて、だれにもわかりっこないじゃないか」 自由なたましいに縄がかけられないことを父さんは知っていた。 「見えているものが違ったって、ぼくは君が大好きさ」 『池の中の王様』より
しおり@Kaffee58882025年9月14日読み終わった子供の頃ぶりに読み直したら「あれ?こんな話だっけ…?」と困惑。やはり大人になると小さな頃に純粋に読んでいたのとは違う深みが見えてきて楽しい。成長したのかなぁ…。 グリム童話のような世界観で出てくる動物たちはかわいいものの、無常感があったり考えることがあったりと良い作品だ、と再認識した。 「でも、夢もくるめていのちなんだから、…」『いただきます』 →この思考があまりなかったなぁとはっとさせられた。「命」というものの価値って夢も含まれるんだなぁと。最近わたし、夢見れてるかなぁ。 「意味なんてもの、もともとないんだ。生きていくのに、意味なんていらないんだ。ただ生きているだけでじゅうぶんなんだ」『りっぱな牡鹿』 →最近の物語化批判に似通ってる話だな、と。全てに意味を持たせすぎてもしんどいし、それを退けようとしすぎても訳がわからなくなる。ちょうど良い塩梅があると良いな。








