栗原さん優秀すぎる

子ども向けの短編集かと思ったらそんなことはない、「自由って、なに？」では不覚にも泣いてしまった。最後の「人生って、なに？」も良かったけれど、今いろいろ足掻いている私にいちばん響いたのは「自由って、なに？」だった。 "「不自由」もあんがい気持ちいいものだよ"

答えの無いお話が集まった短編集

読み終わったけどにわかに理解が追いつかない。もう一度読むか

「ねえ、どうせまた寝ることになるっていうのに、なぜ起きなくちゃいけないんだろう」 「世の中の決まりごとをつくるとき、ぼくは生まれていなかったんだ。だから知らないよ」 「自分の目でしか見えないんだよ。なにがホントかなんて、だれにもわかりっこないじゃないか」 自由なたましいに縄がかけられないことを父さんは知っていた。 「見えているものが違ったって、ぼくは君が大好きさ」 『池の中の王様』より

前半は淡々と読んでいたが、後半は続きが気になり一気読み。おもしろかった！

読後爽やか、宇宙や星に何らかの縁のある人々のそれぞれのストーリー

2025本屋大賞