春の雨にぬれて、獅子はおどる
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saki@53hon_to2026年2月23日読み終わった図書館で借りた引越し先の人間関係や環境の違いに戸惑うなか、伝統である春祭りの獅子舞に心惹かれた少女の物語。 ナオコの心理描写がとてもすてきだった。獅子の動き(それもただの練習)を見た瞬間に心が揺さぶられるところ、どんな獅子を舞いたいか考えるところ、悔しさ、ようやく舞うことができたときの楽しさ、希望。どれもまっすぐ伝わってきて、読みながら一緒に一喜一憂していた。 「女の子が笛、男の子が獅子」という決まりを変えたことで冷ややかな反応をされたりもしたのだけど、ナオコが強く素直な心を持っていたことだけでなく、ショータやヨモギが支えになってくれたからこそやり遂げることができたのだと思う。いい仲間だな〜としみじみ。 同級生の変化や大人の事情がサラッとしていたので(現実そんなうまくいくかな……)と思ってしまったりもしたけど、それはわたしが結構な大人だから感じるだけ、だろうだね……。