菜の花食堂のささやかな事件簿 かぶと終活(7巻)
9件の記録
ユメ@yume_bookworm2026年7月13日読み終わった感想シリーズももう7作目。著者の碧野圭さんのことは『書店ガール』で知ったのだが、あのシリーズに巻数が並んだのだと思うと何だか感慨深い。 美味しいごはん×日常の謎ミステリという私が好きな組み合わせの本シリーズ、基本的にはほっこりする読み心地なのだが、事件の真相は時にほろ苦いこともある。今作では特に、「トマトは嘘を吐く」の犯人の思惑にぞっとした。そんなとき、探偵役の靖子先生の温かく思慮深い人柄が、苦さを緩和してくれているように感じる。ミステリにおいて、解き明かされた真実をどう受け止めるかは、探偵の人となりに少なからず左右されるのかもしれないな、と思った。 菜の花食堂で開催される、毎回ひとつの野菜をテーマとして取り上げ、その野菜の様々な調理法を紹介してくれる料理教室は、料理のレパートリーがパターン化しがちな私にとって参考になっている。ちょうど夏に読んだので、トマト尽くしのメニューにとりわけ惹かれた。トマトとかぶを使ったおでんと、ミニトマトを入れた炊き込みご飯は真似してみたい。


きらた@kirata2026年5月19日読み終わった蕎麦、トマト、栗、かぶ、そしてウェディングの話を収録した連作短編集、シリーズ第7弾 本シリーズは“小さな食堂を舞台に描かれるハートフルミステリー”なのですが 毎作1編位は”ささやかじゃないよね?“との話が含まれてるように感じてますが 今作ではその比率が高めで(感覚には個人差があります)、私にとっては“ささやかな事件じゃなかったよね‥”と苦さが目立った作品集でした とは言え、靖子先生の洞察力で解決して行く流れは変わらず、靖子先生のお人柄が滲む穏やかな空気が満遍なく漂っています ただ、トラブルの中に潜ませた悪意や、考え方への違和感とか、言葉にはし難いのですが、“あ、嫌だな”と感じる箇所が多くて、心に負担がかかったなぁと思ったんですよね あと、最近はあまり感じなくなっていた優希(主人公)の嫌な面が顔を覗かせていて、心がざわついたのも心を疲れさせた要因かも 私、やっぱり優希って人物が苦手なんだな(ごめんねっ!) ざわざわしたけど印象強かったのは「トマトは嘘を吐く」 悪意満載怖い怖い そして、何事も調べる事が大事だと改めて感じる事が出来た1編です 全然ささやかじゃない内容の代表格ですが! まぁ、それはそれ、これはこれ←アッ タイトルにも終活との言葉が書かれ、シリーズの終わりを考慮に入れて書く話を選んでいるのかな?なんて考えながら、本作を読み終えました

きらた@kirata2026年5月18日読み始めた収録作メモ今日からはコチラを読みますよー! 菜の花食堂のささやかな事件簿シリーズ7作目 5編収録された連作短編集です 「蕎麦と思いやり」 「トマトは嘘を吐く」 「栗は告発する」 「かぶと終活」 「ウェディングドレスは華やかに」






