バッタを倒すぜ アフリカで

27件の記録
- Lusna@Estrella2025年8月18日読み終わったウルドさんのバッタ愛が詰まった本。 前作では公開できなかった論文の内容を、グラフやイラストも駆使して説明する。論文がオープンアクセスジャーナルとなったからか。運転手兼通訳の欠かせない相棒ティジャニさんへの愛が深く、かなり貢いでいるし、丸一章かけてティジャニ愛を書いているのが楽しい。表紙カバーも一緒にコスプレしてるし、いい関係なんだな。
- もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年8月9日買った@ うみねこ博物堂ずっと買おうと思っていてたまたま本棚にあったので思い出して買えた! 『バッタを倒しにアフリカへ』よりだいぶ分厚いので期待が高まる!
- あんこちゃん@anko2025年8月9日読み終わった借りてきた研究者の熱意、苦労、努力が詰まりに詰まっている。学術的な面とおふざけのバランスも良くて興味深いし面白かった。 自虐しているけど本当に真面目に、周囲の人たちにも気を配れるから助けられるし良い結果に恵まれるんだろうな。素敵な人。
- もちこ@mochi_books2025年4月18日読み終わったノンフィクション映画を観終わったかのような読後感である。前野さんはもちろんオーディブルの朗読をしている方にも愛着が湧いてしまう🥹 研究とか論文とか自分の生活からはあまりに縁遠すぎて、前野さんのこの強烈な表紙じゃなかったらスルーしてしまっていたかもしれない。
- 椎原@z4hara2025年3月31日読み終わった面白かった!!!!!!!いやあー10年の歳月にも及ぶ研究の奮闘記、学術書という一見無機的なジャンルでこんなに感動したのは久々なのではないかな?砂漠まで行ったのにサバクトビバッタに出会えない、組織の事情やコロナのせいで研究が滞りやきもきする場面などなど、読んでるこちらももどかしくなる書き方語り方にどんどん惹き込まれる。ユーモラスティックに語られる学術的なところももちろんだが、異国の地での食べ物事情や人間模様が非常に面白く、バッタそっちのけで美味しそう〜などととなった。前野氏の研究の成果が実り、バッタ退治に役立てられる結末まで本当に長く、その感情豊かで鮮やかな筆致のおかげで、あたかも自分も灼熱の砂地に立ち何百匹ものサバクトビバッタを追いかけ続けたような感慨に浸ることができた。研究職の尊さ、困難さ、自然に振り回される無常さ、そして研究成果が実を結び世に認められる晴がましさ!これからも著者のますますの活躍と婚活の成就を祈念してやまない。
- 椎原@z4hara2025年3月24日読んでる前作『バッタを倒しにアフリカへ』も面白かった。続編が出たとのことで読んでいる。相変わらずティジャニのエピソードが面白い。サバクトビバッタ駆除の糸口が掴めるのか?学術的な内容も素人にも分かりやすく興味深い。集団別居説のあたり、人間もこうあればな……なんて思ったりした。
- 本読みたい@tpfish2025年3月12日読み終わった「バッタを倒すぜ アフリカで」は、サバクトビバッタ研究者の前野ウルド浩太郎さんが、アフリカで奮闘する姿を描いたノンフィクション作品。バッタの生態研究という一見マニアックなテーマながら、ユーモアあふれる語り口で、専門知識がなくても楽しめる一冊です。舞台はモーリタニアを中心に、モロッコ、フランス、アメリカへと広がり、研究だけでなく、現地での生活、文化の違い、論文執筆の苦労、個性豊かな人々との交流など、多彩なエピソードが満載。前作を読んでいなくても問題なし!研究者のリアルな日常と、未知の世界を冒険するようなワクワク感を味わえる、読みごたえたっぷりの一冊でした。