虚空蔵の峯
9件の記録
余白@ruisui2026年5月9日読み終わった郡上一揆についてのドキュメンタリー風の物語。そのほとんどを公事宿の主人 半七目線で描かれる。 「一揆」について、無知な私は「農民の暴動」というイメージだったが、それは間違いだったようだ。 暴動の記録ではなく、裁判記録を読んだような感じ。 そうか、一揆は法による戦いだったのか。 そして時代が時代だけに、かなり理不尽な決着。 物語としては救いがなく辛かった。 それでも、この辛い「勝利」は間違いなく民衆の「勝利」なのだろう。




K@readskei2026年4月26日読み終わった奉行所・評定所の仕事や、訴え人との仲介を務める宿の存在。江戸時代の社会の仕組みを教科書より深掘りしてくれる警察・法廷小説。 せりふが少なく、出来事を時系列に書き連ねた地の文は恬然としている。歴史は誰かにとって都合のいい「物語」だということが突き刺さる。
りお@Rio_oO2026年3月2日読み終わった私にとっての白山はいずこか。 描かれている出来事は江戸時代の裁判なのに、 こうも自分に突きつけられるのは何故だろう。 途中から読む手が止められずに、 読み終わった今もまだ思考がぐるぐると回っている。

