飛ぶ孔雀

9件の記録
re@reforte_te2026年10月30日読み終わった「理解できない」という渾沌の状況をこそ心地よく思う節があるので、不可思議な常識のまかり通る、全てが出来事の断片のようでいて一連なりとなっている幻想小説は好きだ。 不条理な世界の描写が美しく、特にKが女運転士の操車する路面電車から見る夜の街の青さが印象的だった。 読了後、作者による簡単な解説と相関図を見つけたので、これを踏まえてまた読み返したい。 https://books.bunshun.jp/articles/-/5882

阿部義彦@xtc1961ymo2026年6月20日読み終わった最近ようやく知って、少しずつハマっている山尾悠子さんの代表作で、この作品で泉鏡花賞を取りました。選考委員の金井美恵子さんも絶賛。これは、もう筋を追って整合性を問うことは、ほぼ無意味にも思える読書体験。とある世界での不思議な儀式と孔雀と大蛇の物語。ひたすら流される様に、イメージの奔流を味わいました。言語化が難しいが、蜘蛛の巣の糸を紡ぐように、ぼんやりとしなって、時には切れてしまう様な、淡い結び付きで、人間の性別も呼び名もそしてその主体さえも同一性は保証されない世界。一部と二部は、鏡によってか、反転されたネガとポジの様にも見える。瞠目したとしか言えない。小説に筋書きの一貫性を求めるばかりの頭では、とても理解出来ないたぐいの小説。









阿部義彦@xtc1961ymo2026年3月6日行きつけの古本屋で買った連休前なので、久しぶりにマイ古本屋に行ったら、ちょうど今ハマりつつある山尾悠子さんの泉鏡花賞受賞作の帯付き美品の単行本が有るではないですか!シンクロニシティかよ。この本は自分的にもちくま文庫にも入ってないので一番手に入りにくいかなーと思ってたので、棚からぼたもちでした。装丁が素敵すぎ。















