そして物語のおわりに
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巫女@twinkleroom462026年3月22日買った読み始めた読み終わった読書日記2026.3.16〜2026.3.22 最近活字に触れてなかったので、久しぶりに!新刊読むのも大変久しぶりです (3.22追記) 読み終わりました! 孤島の別荘に誘われた主人公と友人、財産を持った老人、親族とその周りの人間しかいない空間、起きる事件── すっごく慣れ親しんだ味すぎる!! 舞台や人物設定自体はよくある館ミステリーのクローズドサークルものなんですが、主人公の友人である久郷の特殊な特技や凄惨な事件によって、ありきたりではない物語に仕上がっていたと思います。 時々「流石にこの状況でそれは難しくない?!」と感じることはちょっとだけ。解剖学に明るくないのでどうなんだろう、わかるものなんだろうか…? 読んでいる途中ずっと、主人公を含む登場人物の形が掴めないまま読んでいたのですが、事件解明の最後からエピローグにかけてが畳み掛けるような印象を与える作品だったな、と感じました。 むしろこの最後の印象を強くさせるための今までの物語だったような気さえしてくるので、とても不思議です。 読み終わってからタイトルを見ると、本当にタイトル通りで、この後に続く言葉はきっとアレなのだろうな…と感じてしまいます。秀逸! 久郷という男、少なくとも主人公である張田の大学より前の友人であるはずなのですが、ものすごく謎の多い男!張田も張田でしょっちゅう彼に呆れ顔だけれど、突き放しもしないのが不思議だし、久郷も久郷で「この質の男が張田の誘いで孤島にやってきたりするか…?!」と感じるくらい関係を作るのが上手くなさそうかと思えば、妙な社交性を発揮する場面もある。読者からすると奇妙で歪な、この2人の友人関係が続いている理由が読んでいる途中も読み終わってからも謎のまま、むしろエピローグでそれを更に加速させたと感じています。 このラストなら第二弾が出ても不思議じゃないと思っているので、どうにか続いて2人の行き着く先を見てみたいです。



