男ともだち (文春文庫)

23件の記録
- ちゃんなえ@yatta__092025年12月19日読み終わった私は「男ともだち」という言葉が嫌い。 仲良くなった人が、自分と性別が異なるだけだ。 男女の友情は成立しない、なんて言説を聞くたびに、少しイライラしてしまうのは、私がまだ幼く経験が乏しいからなのか。 この物語を生理的に受け入れられない人も、きっと多くいるのだろう。信じられない、考えられない、そう突き放してしまってもおかしくはない。 ただ、私はそうは思わない。もっと踏み込むなら、主人公の気持ちが、行動の理由が、よく分かるような気がするから。



ma@maaarbleee2025年7月20日買った読み終わった主人公は一般的には貞操観念ガバガバのふしだらな女だし、身近にいたらあまり好きではないのだけど、この作品読んでる間は自分に正直で奔放なところが羨ましかった。 千早さんの描く男の人は、クズなんだけど色気があって魅力ある人が多い。特に本作のハセオ。こんなん身近にいたら絶対好きになる
ほんね。@Honne_03302025年7月3日読み終わった解説読みながら、私は多分神名に近い価値観なんだよなと思った。解説で泣きそうになったのは初めてかも。 終盤近くの露月さんの言葉、本当にしんどい。あまりにも鋭利。こんなん面と向かって言われたら死んでしまう。 名刺代わりの10選、今年のベスト本、色々あるけどこの本は人生のバイブル。また辛くなったら読み返したい。そういう類の本ではないけど。 解説のここ好き。
- JOHN@R_John_20252025年5月4日読み終わった欲しいものリストに放置してたので、連休中に読んだ。解説に書いてあるほど主人公に悪印象は抱かず。ある意味正直に生きてるキャラだと思いました。

Runa.@runamaru82025年5月3日読み終わった本棚に少し置きづらいタイトルだが、 男女関係なく居心地の良い関係というのはあるもので。それをなんと呼ぶかというとやはり「友達」だよなあと思う。 また千早さんの本は初だったのだけれど、 言葉の勢いが時折増して余韻を引き出される感覚が好き。 以下読んだときは、ここまでの話も踏まえて痺れた。 ** 電源を切った。サンダーバードが動き出す。 群青の空の端で丸い月が光っていた。 窓はやがて雪景色になった。家も田んぼも、何もかもが雪に覆われていく。雪と闇だけの世界になっていく。 白も黒も引き裂いて列車は進む。- とうひ@ohirune_touhi2021年8月20日読み終わったハセオは良い男ともだち。 確かにこういう男ともだちって、ある意味どんなに仲の良い女ともだちにも無い気軽さとか安心感があるんだよなあ。 すごくわかる。 でもこの物語を読んでいて、私が見たかったのはこの先の2人だったなあと。 もしこの先神名が誰かと再婚するとしたら? ハセオはなんの引っかかりも無く心の底から祝福できる? 神名も本当にハセオじゃなくて良かったのかって1㎜も考えないで結婚できる? 逆も然り。 お互いがただの友達、って表面上では割り切ってるつもりでも、自分が結婚するとなれば絶対に悩むし、相手が結婚するとなれば少しはモヤッとすると思う。 男ともだちって親密になればなるほど、どちらかは必ず悩むしどこかで傷付くこともあるのかなと思っていて。 だからこそ、この2人の未来が見たかった。 想像するのもまた楽しいけどね。 神名は自分に重なるところがたくさんあって、見ていて苦しくなったしでも愛着も湧いてしまった。 自分は人とは違うって心のどこかで周りの人を見下してる。世間一般からは"変わってる"って言われる存在であることを周りの人とは一線を画した人間であるように捉えている気がした。 でも神名の行動を見れば見るほど、それはもう普遍的なただのめんどくさがりでプライドが高くて欲望に正直な"女"でしかなくて。 そんな自分に薄々気づきながらも生きているように感じた。 だから多分、神名はこれから先また恋人に彰人にとった同じ態度を取るし、合う人が現れれば不倫もまたすると思う。 そんな自分に嫌気がさして変わりたいって思い続けるけどきっと、なかなか抜け出せない。良くも悪くもまだ、本当に大切なものを失ったことがないから。 でも私にはそれがとてもよくわかってしまうから。 だから神名もいつか美穂のように一度深く傷ついて後悔して、でも最後は幸せ?って聞かれて迷











