ヨハネスブルグの天使たち
9件の記録
moto@hadaly19842026年4月27日再読中収録作『ロワーサイドの幽霊たち』は定期的に読み返したくなる作品。 9.11同時多発テロを再現するという、不謹慎かつ冒涜的と取られかねない設定を用いながら、虚構と現実を積み重ねた先で渾然一体となる幻想的なクライマックスは、まさにフィクションでなければ辿り着けない境地で圧倒される。 完全にどうかしてる設定でフィクションとは言え倫理的にこんなアプローチが許されるのかと読みながら思うけど、露悪的というわけではまったくなく涙が出て震えるほどの感動を覚える。

𓇌𓅱𓇌@dccxxiv___2026年3月17日読み終わった落下する少女型の機械と、登場人物たち。 蝶の飛ぶ軌跡のように、掠めて重なるそれぞれの物語を追いかけている私が見てるのは、機械が見ている夢のようなものかもしれない。 掴めそうなのに消えていくようなこの読後感のままでも、今はまだいいかと思う。きっと、またこの小説を読みたくなる日が来ると思うから。

tsubaki_fuyunohana@tsubaki_20252026年1月18日読み終わった宮内悠介作品を遡って追いかけてます。 デビュー短編集同様、一つのテーマを扱いながら緩やかにまとめられた短編たち。 今回のテーマはDX9という歌うことが本来の目的のホビーロボット。しかしあまりにオーバースペックで兵器として使用されることが多い、という設定。 表題作の落下するDX9たちのイメージが鮮烈。 キャラクターが、短編を超えて出演してストーリーをつないでいくのもお見事。 特にジャララバードからハダラマウトへのシークエンスがよかったです。切なかった。 そしてハドラマウトのラストシーンはバディの絆が描かれてたまらん。これが好きで宮内悠介作品を追いかけているので嬉しい。 北東京は悲しい話なんだけど、子供たちの強さが感じられる終わりで感動。 いつもながら人間讃歌なんだよなぁ…… 見事な構成でした。 収録作品 ヨハネスブルグの天使たち ロワーサイドの幽霊たち ジャララバードの兵士たち ハドラマウトの道化たち 北東京の子供たち




