月夜の森の梟

4件の記録
ひばり@hibarinouta2026年4月20日読み終わった私はパートナーとの死別の経験はないが、過去の離別の際の喪失感、激しい悲嘆、後悔、絶望が生々しく思い出されてしまった。 ただ、死別の悲しみの真っ只中にいる人にはきっと慰めになると思う。友人たちにそういう時が来たらこの本を勧めようと思う。
柴犬@storyseller2024年9月1日かつて読んだ夫は元気だったころ、何度か繰り返し、面白いことを言っていた。「おれが死んだ後のおまえのことは想像できる。友達や編集者相手におれの思い出話をしながら、おいおい泣いて、そのわりにはすごい食欲で、ぱくぱく饅頭を食ってるんだ。ひとつじゃ足りなくて二つも三つも。おまえは絶対、そうなるやつだから、おれ、自分が死んだ後のおまえのこと、全然心配してない」その時によっては、「饅頭」が「大福」になることもあれば「煎餅」になることもあった。 先日、ひとりで大きなどら焼きを食べていた時、そのことをふと思い出した。 可笑しくて可笑しくて、ひとしきり笑いながら、気がつくと鳴咽していた。笑いながら嗚咽する、というのは、けっこう腹筋を使うものだということがよくわかった。