東山魁夷 (別冊太陽 日本のこころ)

3件の記録
かず@kazu-m2025年12月13日読み終わった図書館で借りた年暮るという作品が好きから始まって最近ハマっている東山魁夷の生誕100年特集を借りてきた。掲載の作品も雰囲気を残して載っていてなかなかよかった。そしてやっぱり実物を見にいきたくなっちゃうなと。


高卒派遣社員@hidari_s2025年3月13日読み終わった長野県美術館を訪問した際に東山魁夷の年表を目にした。美術愛好家でなくとも知っているような名作や大作の多くは、彼の人生の後半に世に送り出されていることに衝撃を受けた。 別冊太陽の東山魁夷特集は生誕100周年を記念したものである。年表を眺めているだけではわからない、日本を代表する画家の生涯をコンパクトにまとめた「入門書」と言っても過言ではないだろう。 1936年に20代半ばで2年間のドイツ留学への切符を手にし研鑽を積むが、父の病気により1年で帰国。太平洋戦争が終わった直後に母親と弟を亡くす。頼もしい妻が側にいたが、40代を目前に控え肉親をすべて亡くした魁夷は、人生のどん底を味わったに違いない。 「苦労人」と一言では片付けることが憚られるような苦しい経験が、彼の中で深い死生観を生み出し、その筆で描く自然の姿に投影されていったのかもしれない。 掲載された作品を見ながら、「魁夷はこの景色をどこから眺めていたのだろうか」と想像させてくれる特集だった。