ハネムーン

ハネムーン
ハネムーン
吉本ばなな
中央公論新社
2000年7月25日
4件の記録
  • 佐藤
    佐藤
    @manalog
    2025年5月25日
    日常生活に溶け込んでくる読書体験。
  • cの本棚
    cの本棚
    @chiirice
    2025年4月2日
    📕「様々な景色を心に取り込みながら夕方の海のように刻一刻と変わってゆく、人間というものの心をとにかくすばらしいと思った。」 → この本を読む中で、普段より鬱々としてしまったり、でも何かをきっかけに心が晴れたり。それを繰り返していたから、この言葉は今の自分にとってぴったりに思った! それに大好きな空とのように、自分の心は一瞬でも同じ瞬間はなくって、移り変わっていくんだなと思うと、なんか安心したし、自分の心もちょっと好きになった気がした😌 📕「目の前をいろいろな人々が笑いさざめきながら通って行ったが、その時の私ほど強烈に幸せではなかっただろう」 → 彼と過ごす中で感じる生活の中での些細な幸せ。全く同じ事柄ではないのだけれど、似ているというか、ふと思い出すというか。家族のあたたかさとは一言で言い表せない感じ。心があたたまりました。
  • cの本棚
    cの本棚
    @chiirice
    2025年3月27日
    電車と、お風呂で読んだ。吉本ばななさんの小説、言葉遣いの表現が素敵で、おひさまの下でぽかぽかするような、心が洗われる感じがしました☺️ 心が動いた一節… 📕「鬼嫁みたいなことを冗談で言おうと思ったけれど、言える雰囲気ではなかったのでやめた。そして大切なのは入れ物よりも人の心だ。裕志がおじいさんのことを思い出せたほうがいい。どうせ私たちは、万が一私がここに住むことになっても、白蟻がこの家を食い尽くすまでこのまま住むだろう。」 📕「ゴミという視点から見たら、これらのほこりまみれのグッズは燃えるか燃えないかで分別されてしまうのが笑えるところだった。いかに神聖なものでも、価値がわからなければそんなふうに分けることができる、そのことがこの早く終わってほしい憂鬱な作業の中で、せめて明るいところかもしれないな、とマスクをした私は思った。」
  • cの本棚
    cの本棚
    @chiirice
    2025年3月18日
    図書館の 誰かが借りたコーナー を見ていて、目に入ったので借りた本。吉本ばななさんの本を読んでみたくて。 自宅風呂にて43度のお湯をため、読み始め📕 21ページ「子供は気を使って無理に話し続けるということを知らないから、時として大人よりもロマンチックに沈黙を味わう」 ふと、中学生の頃を思い出した。不登校の友達から電話がかかってきたけど、何も言葉が出てこなくてお互いに沈黙しちゃった当時の光景、その時はロマンチックではなかったけど。
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