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@hcaebehtel
- 2025年5月13日女神 改版三島由紀夫読んでる
- 2025年5月2日スロー・ルッキングシャリー・ティシュマン,北垣憲仁,新藤浩伸読みたい
- 2025年4月18日読み終わったこのヘルな世界をいきのびようとしているわたしたちのための幽霊のあなた 私があなたをみているから「あなた」だったんだ。そして、あなたはこの本を読むわたしのこともまなざしてくれている。 それから、これを読むことで観測するわたしたちとは別の、二人の女と女が出会って、お互いの立場と心をまなざしあいながら、一緒に居ることを決める──"ウーマン" は腹立つのでいつまでだって "ガールミーツガール"──の話。私は手を繋いで一生一緒にいるよ、って駆け出す女女関係が大好きだから、前半しんどくてぐっと唇噛みながら歯噛みしながら読んだけど、「あなた」が「私」に、"窓子"になって、彩姫ちゃんに出会って、これまでにあったことたちは事実で"窓子"の中でもなくならないけど、でも、今この瞬間のために居たんだって、"窓子"のことにいつだって心を動かしてくれるあの子に出会うために、そして同じ「あなた」がもう出てこないように、あなたは一度失われて、そして生まれたんだ、って。悲しいけれどきっと、間違いなく"窓子"もそう思っているから、うれしいとも思ってしまうね。 なんとなくの関心は重なってお互いへの強い矢印になった。時間も時空も超えてわたしたちはずっと一緒に居続けるんだ。わたしたちは誰との対話も諦めない。わたしたちの罪はわたしたちがお互いに見つめ続けるよ。だから、誰も邪魔してこないでね。 ♫ Lobby (feat. valknee) / んoon なんかもうぜんぶどうしたらいいかわからなくなってぐにゃぐにゃになりながら日々を送っていたわたしの前に現れた、幽霊のともだち (きみと一緒だったら、どこへだって行けるかも)
- 2025年4月13日クィア・レヴィナス古怒田望人/いりや読みたい
- 2025年4月7日いろいろな幽霊ケヴィン・ブロックマイヤー,市田泉読みたい
- 2025年3月29日キッチン吉本ばなな読み終わった言葉選びも、言葉運びも、何かを目の当たりにしたときの情景描写も心の動きも全部好きで、この人の目で世界をみてそのまま文章を書くことができたら、どれだけ人生が豊かになるのだろうなと憧憬と感服が織り混ざった気持ちになる。 「キッチン」で三者三様の連帯するやさしいひとたちを好きになって、人生にも光明がみえて、あたたかく、嬉しくなってほうと一息ついた後、続編だろうお話を続けて読んじゃおうとページめくってすぐさまこの気持ちから突き落とされて、嘘…!?の声が出た。でもそこからの話の運びも過ぎゆく景色も心もずっと丁寧だから、悲しみに寄り添い続けるのは辛いのに、もどかしいもやもやを抱えながらもぐいぐい読み続けてしまえるからすごい……もうもう一回読みたいし。 そしてやっぱり、みかげみたいなここぞというときの行動力が飛び抜けている女の子が大好きすぎる!ある岐路に立ったとき、ああやっぱりここで終わりなんだと立ち尽くして、しゃがみ込んで、そのまま、じゃなくて、やっぱり、と顔上げて立ち上がって力振り絞って諦めないで、定められた道コースアウトしてでも走り出せる女が好きだ〜! (てゆか『満月──キッチン2』、だいぶわたしのすきなゆめしょの読み口でクライマックスのあたり超笑顔になってしまった。祖かも。)
- 2025年3月26日左川ちか詩集川崎賢子読んでる
- 2025年3月20日みえないものイリナ・グリゴレ読みたい
- 2025年3月18日ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい大前粟生読み終わった今ちょうど自分にも、SNSをながれるニュースにもくるしくて、そういえば借りていた本があった、とインターネットから離れて活字の本に助けを求めて読み始めて そうしたら、いまいちばんほしい言葉と寄り添ってくれるひとが存在している本で、本当に今、読めてよかった。自分のお守りの本にしたいし、好きなひとたちに贈りたい。同じように苦しんでいるひとたちの心が、この本で、ぬいぐるみに顔をうずめたときのように、やわく、安心で包まれますように。いっしょに居てくれる、ぬいぐるみみたいにたずさえつづけて、いつかこんな描写なんてもうないよって、古臭いよって、笑える日がきますように。
- 2025年3月11日魔法のサーカスと奇跡の本エリカ・スワイラー読みたい
- 2025年3月11日新訳 チェーホフ短篇集アントン・チェーホフ,沼野充義かつて読んだ再読中短編「いたずら」再読 雑誌版が夢小説すぎて、初読の衝撃がすごかったけど今読んでももえで頭ぶっ飛んだ 実読は久々だけどいつも思い出せる心の引き出しの中にある 大好き! 改訂版も味があるけど絶対初出の方がいい もえるので…
- 2025年3月10日真昼なのに昏い部屋江國香織読み終わった人形の家かも フェミニズム文学かも 江國香織めちゃくちゃ文章好きだけど内容はそこまでなるほど…みたいなこと多かった(ちょっと女性版村上春樹みたいなとこある)けどこれはかなり↑の感覚でのれた 不倫は良くないの心って法的拘束力のせい?倫理とは?といった己の固定観念も揺さぶられたからすごい その信念受け入れていいのか?みたいなところあるからもう少し煮詰めたい この感性を持っていることを思い出させてくれる人間同士 "アナーキー" な人間たち 側のことがだいぶ好きだから寄ってしまう 結局自立する=真理をみつける 自分を見つけ直す女の姿が好きだからマジ?の気持ちも大いにあるが最後自分で決断した美弥子のこと好きだよ 力こぶ絵文字送ってくれる離婚歴ありのともだちかよちゃん←ラブ 「普通」にのれる人 のれたけれど途中で気がついた人・・・「自分の人生」の存在に 『所有物』だった女の反抗に慌てふためくさまが小気味よい お前は気がつかないんだろうね 別に恋愛至上主義ではないので最後も鳥籠のなかから解き放たれた鳥となった・・・小鳥のように見えない でいいじゃん!になった 自分が思う好きな場所に行ってな、美弥子。全部自分で決めていいんだから。 好き文章:単行本版p.152
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