なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか

なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか
なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか
古屋星斗
日経BP 日本経済新聞出版
2023年11月28日
4件の記録
  • 自分をどうにかしないといけないと感じた。それからかな育てるのは
  • 新卒採用や研修に向き合うビジネスパーソンにぜひ読んでいただきたい一冊でした。自分の育った環境や時代と異なった育成方法に向き合う「心構え」を作ってくれる内容でした。 ・若者の考えや行動が変わったのではなく、それ以上に職場環境が変わった ・「ゆるい職場」は現代の若手を取り巻く職場変化の全体像 ・仕事における負荷は減っているが、キャリアに関する不安に直面している ・会社に不満はないけれど「不安」はある ⇒満足と不満足、安心と不安はそもそも別問題 ・活躍には心理的安全性とキャリア安全性の両方が必要 ・キャリア安全性とは、その職場で働き続けた場合に、自分がキャリアの選択肢を保持し続けられるという認識 ・心理的安全性が「ありのまま」であることを受容し、キャリア安全性が「なにもの」かになることを促す ・若手本人のマインドセットよりも、どんな職場に巡り合うかの問題である ・横断的な繋がり(越境体験)を生み出す制度が新し職場のヒントになり、若手のロールモデルになるのは自分自身も越境している先輩 ・たとえ新入社員でもバックグラウンドに期待し、ひいてはそれを知ろうとすることが現代の育成の第一歩として重要 ・質的負荷の高い仕事を、いかに量的負荷や関係負荷(理不尽さ)なく与えるかが必要なアプローチになる ・若手個人の希望に沿ったキャリアパスを用意する限り、個人が想像する以上の機会や環境は得られない ・キャリア自立が必要だからこそ、一人で考えさせてはいけない ・"何者かになれるかもしれない機会"を提供することが、新しい時代の「人で勝つ組織」の求心力になる
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