ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 (星海社 e-SHINSHO)

3件の記録
- いっちー@icchii3172025年4月8日読み終わった借りてきたじゅうぶん読んだ面白い。まだ序盤だけど、書くツールによって長文を書ける可能性が出てくるということか。言われてみればWord(Googleドキュメント)かメモ帳くらいしか使ったことなかった。それで書けないと思わされていたのかもしれない。 4/10追記 p72「規範的な仕方で書かない」ということ=フリーライティング的なやり方で仕事に入っていくということ。著名な作家の方々がこのやり方に辿り着いてるってことに説得力を感じる。普通にシゴデキの人たちの話だけど、締切があって負荷が高いように見える仕事をたくさんこなしてるのも脱規範的に合間合間でぬるっとやってるからなんだな。仕事と休みの境界はなくなってしまうかもしれないけど、結果的にその方が負荷は少なくなってる不思議。運転の上手い人みたいに、ギアを段階的に使い分けてるみたいな。 あと小さなトピックだったけど人はあまり文と文のつながりに意識を向けてない、って話も言われてみればめっちゃ気にしちゃってたなと。多分3,000字まではすぐ書けるのが4,000字超えてくると途端に苦手意識が出てくるのもそういうところが関連してると思った。次に長文を書くときはツール使ってあんまり関連なくてもそのまま書くようにしてみよう。(次の書く予定の文はもともとエッセイ調だけど) 書けないのグラデーションについて。具体と抽象の行き来をしてるかどうか。 〆切がすごく苦手という意識が自分にあるけど、p87で千葉さんが死を〆切だと勘違いしたい、という話で「人間が行動を起こすことができるのは、リミットとの関係においてだ」というのが、「生々しい感じ」で、彼らが〆切のある生活をしてることで行動し続けてるんだなと思ってただただ尊敬の念。