日本的霊性 完全版

日本的霊性 完全版
日本的霊性 完全版
鈴木大拙
KADOKAWA
2010年3月25日
10件の記録
  • 久留
    久留
    @hisadome117
    2026年2月8日
    戦争時代の日本的精神に対抗するものとして霊性が語られている。二元論(分別)を乗り越えると霊性があるというのはレンマと同じことを言っていて、華厳や仏教の影響を感じるし、そこに依って日本的霊性の発現を語るのは道筋として理解できる。霊性は地に足ついた全体としての働きというあたり。 ・浄土系の思想(霊性のうち情性)…無分別=大悲=因果を超えて救われるという思想。これは個人的な経験であると同時に超個己であると信ずる思想。 (個人的には西洋では力が意識され、隷属としての人間になるが、仏教では自覚して悟るというはたらきに焦点があてられるという指摘が面白かった。) ・禅(霊性のうち知性)…二者の間に媒介を入れずに直観で捉える、即非=否定の否定が肯定となる般若論理。いわゆるロゴスでなくレンマで物事を把握し、己の仏性も捉えるといったところか (解説でも指摘の通り、第四編に至るまであまり深掘りされないので今ひとつぴんときていない)
  • Setu
    Setu
    @7na
    2026年1月30日
    難しかったけれど、解説の言うように言葉に表現できないものを如何に言葉で表現するか苦心していることは感じられた。
  • 久留
    久留
    @hisadome117
    2026年1月30日
    日本的なものは、鎌倉に花開いたのであり(もともと源流としてあったものが目覚めた)、そのきっかけは禅と浄土教と呼応したからだとしている。自分と相手だけ、物事に間を挟まない、削ぎ落とす禅と、ある種の情性(大衆に対し、何の介在も必要とせずに救いを肯定する大悲)感覚が日本的霊性。霊性は、物質と精神の二元論をこえて全体として観ぜられるはたらきとして定義されている。 時代柄なんだろうけど、女性的思考に深みは芽生えないとか、鎌倉仏教を無条件に優れたものと扱うところは冒頭数十頁でひっかかる。
  • 白木蓮
    白木蓮
    @a
    2025年9月28日
  • ユカ
    ユカ
    @yuka_her
    2025年7月12日
  • 長いのでゆっくり読んでる難しいんだけどゆっくり読むと入ってくる感じ 莫妄想→どんな状況でも今すべきことに集中する AIの動きで将来どうなるんだろ…って思っちゃうけど、今やるべきことはそこまで前と変わってないので、集中するのが良いのかもね
  • これ読んで気づいたけど、万葉集が書かれた時代は確かに、仏教観は人の生活レベルには根付いてなくて、自然信仰的なものに近いのか… 大仏や寺は建てられてるけど、確かに政策としての面が強いのかも。 和歌、あまり興味なかったけど、昔の人がどんな死生観を持っていたか、知るのにはとても良さそう
  • 難しいのでゆっくり読んでます
  • 難しい内容なので、AIに解説してもらいながら読んでます。知性と霊性の違いという点が興味深い。西洋の技術の発展は知性と意欲のコラボで生まれたと考えられるとあった。ちょうどアニメ「チ。」で表現されている「知ることへの強い渇望」に近いなと思う。 ただ、本著で大拙は、 日本の精神文化には「意欲を超越し、霊性を中心に置く」独自の伝統があると指摘してる。 意欲に左右されやすい知性に対して、それを超越し、個人を超えた集団的意識のような霊性が日本人にはあるらしい。 まだまだ読み進めたい。
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