屈辱ポンチ (文春文庫 ま 15-2)

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@nk@nk_250828-2025年5月26日かつて読んだ読了@nk体言止めると思いきや口語体でぬるりと繋げられまくりながら主人公の思考の右住左住をなぞるように読まされる。 とにかく圧巻なのは表題作p.146での、句点を打たずに (厳密にいうと女の歌中に1つ打たれているのだが)ほぼ見開きで浜崎について怒涛に語られる段落だろう。 だからこそ「ビーケアフル。これだ。」(p160) といった、不意に出される短文に、ぶっ刺されてしまう。 ─ パンクロッカーってのは喧嘩が弱い奴がなるんだよ。本当に強いのはヤンキーになる─ (p151) なんてのを町田康が書くということの滋味あふれし極み。そして保坂氏の解説の、愛ゆえに深き分析の数々がたまらない。


