健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて
7件の記録
- 安穏@annon2025年11月11日仕事前に第二章。 ・どこまでも清潔で健康で道徳的になりゆく社会からの逸脱がそもそも想像することすら難しい社会。逸脱すれば医療や福祉がその同心円のどこかに再配置する社会。 →シロクマ先生が批判したいのは、そうした医療・福祉のあり方ではなく、なんでもかんでも医療や福祉を必要とする現代社会のあり方、メカニズム。 ■自分が無職だったとき、お金を稼いでいないことが恥ずかしいと信じこんでまったく人に会えなかった。人間は経済的であるべきという超自我が内面化されてしまっている状態ということか。他にも、どんどん要求される水準が高くなっている(と感じる)身だしなみとか。清潔感とか。ぐるじい。
- 安穏@annon2025年11月10日読んでる第一章まで読んだ。美しい国の素晴らしさと息苦しさ。 ・現代社会、本当に嫌な匂いがしない。と同時に嫌な匂いへの忌避感が強い。 ・驚くほど効率的に提供されるサービス、素敵なアルバイト店員──感じがよくて元気な店員を最低賃金で募集する求人があふれる現代を、感じがよくなくて暗くて鈍臭い私は恐ろしく感じている。 ・親に求められる資質の高さにも同じ恐ろしさを感じる。習い事を受けさせる、歯列矯正を受けさせる、医療脱毛?塾?スポーツ?大学進学?子どもの選択肢を制限しないだけの経済的余裕がないなら、親自信のメンタルが子育て中にぶれてしまうほど脆弱なら、子どもを産んではいけない? ↑そんな訳ない!!!と言えるようになりたい!!! ・現代社会は美しい。街は綺麗だし、人は行儀良い。標識やガイダンスをきちんと守って動く人々は、インターネットの構造に従って考えを形成する。果たしてこれは自由なのか? ・自由になったはずの社会の課題、不自由さ、生きづらさとは何か。




