アメリカのパイを買って帰ろう: 沖縄58号線の向こうへ

21件の記録
ふまそん@fumason2026年9月20日読み終わった⭐︎⭐︎⭐︎ “敗戦によって日本軍と日本の文化が沖縄から立ち去ったことで、沖縄の人たちはアメリカ人たちにほぼ「日本抜き」で対面することになった。そこでは言葉が直に混ざり合い、ときに珍妙としか思えない新しい言葉が生まれ、それはやがて「アメリカグチ」と呼ばれるようになった。同じ意で「ブロークン」という言い方もあるのだが、僕には断然「アメリカグチ」のほうが面白い。ブロークンでは単に英語が不充分なだけであるのに対して、アメリカグチの主権はあくまでも沖縄の側にあるからだ。”
いちこ@ichinics2026年8月15日2026年読了本戦後、返還前の沖縄を、さまざまなキーワードとともに当時を知る人へのインタビューを通して描いていく本。 その時代にも、当然さまざまな人々の暮らしがあって、単純化できない部分も大いに含まれていて、ただ、市井の人々のこのような歴史の上に今があるんだなということを知るのにとても良い本だった。 特に印象に残ったのは、私もよくいく「わしたショップ」(沖縄のアンテナショップ)の創設期を運営してた人の話。SPAMは沖縄のものではないからおくなと行政に言われたこともあったけど、沖縄の食文化には欠かせないということで起き続けた…という話は沖縄文化にも通じるとこがあると思った。 次沖縄にいったら訪れてみたい場所も増えました。

kasa@tool2025年4月18日読み終わった沖縄に行くためにパスポートが必要だった時代。 「島から日本兵たちがいなくなり、その代わりに白い肌をした異民族が統治にやって来たとき、沖縄の人たちがまず目にしたのは缶詰に入った食品であり、耳にしたのは聞き慣れない英語だった。 戦後の沖縄はこのふたつから始まったのだと、いまにしてここで言い切ってもいい。」 実際にその当時を知る方や家族にお話を聞いた9章の話はどれも興味深く、沖縄の過去を知る貴重な一冊でした。






